モグラのつぶやき

2月3日

 

S1 Pro とデンタルキット

 日本カメラショウを1ヶ月後にして300万画素クラスの新型の発表が続いています。ク−ルピックスは一回り大きくなって990になりましたが、2年ほどで900から990になってこのシリーズの次のネーミングはどうなるのかが心配です。
 期待のキャノンEOSが登場する前に、スーパーCCD ハニーカム搭載、613万画素とかいうフジフィルムの一眼レフ型デジタルカメラが発表されました。価格はまだ未定のようですが40万円以下ということです。カメラ本体はニコンのF 60ですからD1よりグレードは下ですが、画素数ははるかに上回っています。(実効は383画素程度といわれている)D1も使用可能だが正式には推奨していなかった350MBのマイクロドライブをスマートメディアとともに始めから使用しています。Fマウントの大半のニコンレンズが使用できますし、重量 も200Kほど軽量ですから、D1の弟分の資格は十分ですし価格は魅力的です。
 こうなるといよいよEOSがどんな形で出てくるのかが楽しみです。発売は春から秋に延びたようですが、アメリカのカメラショウでは正式アナウンスがあったようですから、日本カメラショウではガラス箱入りでお披露目になるのではないでしょうか。年内にはデジタル一眼レフでも女子マラソンなみのデッドヒートが始まりそうです。お気の毒なのはミノルタのDimageで早くも先頭集団からは置き去りですが、実売価格も10万以上下がっているようですから、25万なら!という人もでるかもしれませんね。



  売れ残り不良在庫処分はデンタルキットで!というフジ商法がまた始まりました。今度は2900Zです。リング・ストロボは一定の光量 なので、クローズアップレンズをつけ、丁度露出が合う距離で撮影してくださいというものです。ピントはオートフォーカスですが、シャッターが切れたときに距離がずれる可能性は大きく露出はばらつきます。さらに距離によって撮影範囲を変えるわけにはいかないので、ズームを使うのですがこの時にもカメラが動く可能性は大です。距離によって撮影倍率を決め、カメラを前後させてピントがあったらシャッターを切るという簡単なことができないのが小型デジカメで、それを何とかしようととんでも無い回り道をしているのが、デンタルキットです。こんなもので10万以上もとられたらほんとうに腹が立つことまちがいなしです。

[ページの先頭へ]

2月5日

信州D1倶楽部

 D1のおかげで面白いお手紙が来ます。今日はそのご紹介です。BS放送ではないのですがこれからもゾクゾクということになりそうなのでご紹介します。

 信州D1倶楽部(現会員1名)報告 2000.2.4  会長 北川原健

11月3日に購入以来、それまで使用していたメディカルニッコールをそのままD1につけ、従来スライド用フィルムで撮っていたもの(初診時、定期検診時、その他)ほとんどすべてをD1で撮るようにして3ヶ月。保存された画像は1300を超えました。ほとんどを歯科衛生士が撮っています。重くなるのでどうかと思ったのですが、思ったよりスムースにシステム転換を受け入れてくれました。撮影後にすぐにモニターで良くとれたかどうかを確認できるのも彼女らにとってはメリットの様です。Fineモードで1枚約1MB.これだけの情報が640MB,MO2枚ちょっとに入ってしまうことに改めて驚きと多少の不安は隠せませんが、念のため先生の御忠告の通 り、撮影して全くいじっていないものをMO2枚に保存しています。基本的にはこれはいじらず、プレゼンテーションで使う時はコピーをとって使っていくつもりです。CD-Rをまだ持っていませんし、DVDもでてきそうなのでここはもうしばらくMOで対応しようと思っていますがいかがでしょうか。
ファイルメーカープロで簡単なデーターベースを作成し、どのMOに誰の画像が入っているかは分かるようにしてあります。
診療が終わるとD1よりコンパクトフラッシュカードを取り出しPowerbookG3にいれ、その日撮った画像(平均1日30-40)をコピー。名前をつけなおしてMOに保存。データーベースに入力。という作業行程ですが、所要時間10-15分。今のところ毎日欠かさずできています。衛生士どもはスライドに名前や日付けを書く作業やファイルに整理・保存する仕事がなくなって大喜び。私の方も1300枚をスライドにしていたらフィルム代、現像代で8万円弱。1年でもとがとれることを膚で確認しております。
出てきている問題点を御報告致します。
以前よりワーキングディスタンスが遠くなった分、全顎の咬合面観を撮る時、うちの衛生士らはちびなので背伸びをしています。一人でとっているせいもあるのですが、その結果 、ミラーとレンズの角度が浅くなり、ピントが甘くなる部分が気になることがあります。
今、はやりの厚底靴がその解決策には最適と思っているのですが、これから本格的にスライドのデジタル化をすすめようと思っていますのと、メディカルニッコールがポシャった時の事も考え、105ミリも試すべく、先生と同じシステムを用意しようと思いましたら、ペンタックスの080Cがもう製造中止でないとのことです。代りになるもの、お心当たりございますか?
本日は以上です。 又御報告致します。

 1. CD-Rは3万円を切り始めていますので、MO、CDのメディアの価格差も考えると、一杯になったMO2枚はCDに移しMO再利用を考えられても良いのではないでしょうか。DVD-RAMについてはもう少しお時間をください。しかし検索などのことも考えると5.2GBは魅力的です。
 2. 先生のシーメンスと彼女たちのスペースラインを交換されると、最低位 の違いで厚底靴が不要になります。第2案はチェアー背板の角度を30度ほど起こして撮影するようアドバイスされてはいかがでしょうか。特に正面 観と上顎咬合面の場合に。第3案は口角鉤の工夫ですが、これは企業秘密につき今度お目にかかった折りに。
 3. 現在入手しやすいリングストロボは、ニコン、キャノン、ミノルタ、ペンタックス、サンパックの5機種かと思います。このうちフル発光以外に1/4発光の切り替えができるものは、ニコンとサンパックだけです。ニコンは直線2灯式ですからリングのものより少々難ありですが、カメラ上部に取り付ける電源部は最小です。サンパックは2機種ありますが小型のDX8Rのほうがコンパクトです。(ただ実地検証はしていないので最終確認はしてください。)

[ページの先頭へ]

2月12日

プロジェクター

 INFOCOMM Japan 2000に行って来ました。下は39万から2桁上のプロジェクターまで20台以上が一堂で画像を映写 しているSHOOT-OUTはさすがに圧巻でした。やはり高いものが良いのは当然ですが、老舗のBARCOのきれいさは頭一つ抜けでていました。全体としては、明るさだけではないですが、明るさはきれいさの絶対条件の一つだと感じました。 1000ANSIルーメン以下のものは少々お気の毒でした。以下プロジェクター選択チェックポイントとして執筆中の原稿の一部です。

  • 表示解像度(画素数)Native resolution
      UXGA(1800×1200) SXGA(1280×1024) XGA(1024×768) VGA(640×480)
      現在はリアル XGA、SXGA簡易表示が主力。少人数ならVGAでも使える。
  • 表示方式
      DLPと液晶があるが液晶3板式が主力。0.9、1.3、1.8インチのものがある。CCD同様大きいものほど有利だが大型化は避けられない。DLPの実用機は単板式のためかグレースケールはきれいだが色彩 は地味で明るさも劣る。ただし超大型高級機はDLPが多い。
  • 明るさ(単位ANSIルーメン)
      やはり明るいものほど色調は鮮明で通常の室内照明下でも使える。ただデジカメ画素競争のようなきらいもある。最低1000ANSIルーメンはほしい。現在上級実用機では2000以上の争い。
  • 重量
      高性能のものほど重いのは宿命。上級機6〜7L、ポータブル3〜4Lが目安。
  • PCカードスロット
      使ったことはないが現在でもパソコンレスが可能、メモリーカードの容量 増加につれ機能アップする可能性が大きい。
 デンタルきっと110番
 フジフィルム・デンタルキットにだまされてしまった人の救済をしました。キットのリングストロボ、フィルター、クロ−ズアップ・レンズ、延長リングすべてを捨て、新たにレイノックスのクロ−ズアップ・レンズとNDフィルターを使うだけで、少なくても使えるカメラにはなりました。自分がお金を払っていなくても腹立たしい限り。こんなインチキ商法いつまで許しておくのでしょう。もしお困りの方があったらご連絡ください。

[ページの先頭へ]

2月24日

D-1 F2.8 20mm ISO800

シルバー券とシニア券

 スキーシーズンもなかばを過ぎた先週末になってようやく初滑りに行ってきました。正月を過ぎてもちっとも雪が降らない異常気象が一因でしたが、2月に入っては例年並に戻ってきたようで快適なコンディションでした。10数名の集団でしたが歯科医は0なのでいつもとは違った話がきかれました。その一、二ですが、集客低下に悩む志賀高原、リフトやケーブルを運営している索道協会の話では、ついにピーク時の50%になってしまったそうです。渋っていたスノーボードに大半のゲレンデを開放したにもかかわらずですからこれがなければもっと大変。昨年比でも85%とかですがこれは暖冬の影響もあるでしょう。
 夕食後オーストリア政府観光局の所長さんも同席されました。同国への日本人観光客はこの2〜3年で2.5倍に増加したそうです。この対称的な結果 への大方の見方は、イソップの話のように地道な努力を続けてきた蟻と、あぐらをかいてきたきりぎりすということになりました。それにしても老舗中の老舗、志賀高原ホテルの冬季閉鎖には本当にびっくりしました。
 われわれにとっては週末にもかかわらず、どこのリフト、ゴンドラも待ち時間ゼロで至極快適。感じが悪かった「シルバー券です」というゲート通 過時のコールも「シニア券です」に変わっていました。スキー場で見ていても仲間の中高年スキーヤーが目につきます。ということはそれだけ若者の方が消えてしまったということなのでしょう。そういえば週末、われわれの診療室の周りにずらりと並んでいたスキーバスも、すっかり見かけなくなっていますからスキーの人気は低下してきたのでしょう。

[ページの先頭へ]

[ 前月のコラム ] [ 次月のコラム ]

[ もぐらのつぶやきトップページへ]