モグラのつぶやき          

8月1日

D1 vs S1Pro

 あれこれレンズを付け替えてテストをしている間に、迂闊にもメディカル・ニッコールを転落させてしまいました。製造中止後1年以上が過ぎているのでドキリとしましたが、幸いに前面のプラスチック交換だけで事なきをえました。
 先週末S1 Proをテストのつもりで外に連れ出しました。辺りの景色やら花のクローズアップなど10枚ほど撮ったところでシャッターが落ちなくなりました。さては電池切れと思いましたがこちらはOK。となるとCFカードが一杯になったかと背面のモニターのスイッチを入れても何も出てこない。何度か繰り返した末カードを入れ替えようと裏蓋を開けたところ、何と空っぽでカードは入っていないのです。それならそれといったらよいだろうし、撮影中はシャッターを切るたびに確かに画がでていたのに・・・と迷宮入り。
月曜になってフジに問い合わせたところ、連写の画像などを一時的に蓄えるバッファーとやらに、記録された画が出ていたので保存はされていないということでケリ。それにしてもカードが無ければ何とかいっても良さそうなものなのにという「フジ空ーフィルム」事件でした。
 もともとスマートメディア派だったフジはS1 Proで、スマート、マイクロドライブ両用という策に出てきました。D1でもマイクロドライブを使っているユーザーの話は聞きますが、ニコンは安定性を理由に公式に認めてはいません。それでもコンパクト(CF)とマイクロドライブの互換性は皆知っています。フジはマイクロドライブのスロットは設けながら、これでコンパクトが使えるとは一言も触れていません。でもNO Problemで安いし種類も豊富、トラブルも少ないですから、コンパクトに鞍替えするのは時間の問題でしょう。最大手のサンに対抗して最近は8倍速、10倍速などのLEXARの評判が良いようです。ニコン、LEXARとも動作確認済みと公表しています。
 さてS1 Proの使用感ですが、作りの悪さを別にすればともかくすんなり使えるカメラです。デジカメとしては珍しく、取り扱い説明書なしで持ち歩いても大丈夫です。診療室での口腔内撮影もタムロン90ミリとの組み合わせで1800グラム(電池込み)ですから、完全にフィルムのカメラなみです。D1も重いマクロ105ミリ付きで2350グラム位ですが、この差500グラムの差は有意差ありです。それじゃーD1はいらないだろうって。そうは問屋が・・

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8月2日

デジタルとフィルム

予想どうり!

(日本経済新聞 00.8.2 より)

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8月3日

ニコンとフジフィルム

 あるDrからメールで「S1 ProはニコンのストロボをTTL自働調光で使える」といわれました。そんなことはないはずだ。D1だってSB28DX以外のストロボはTTLでは使えないのだから!と思いましたが、あらためてS1 Proの説明書を見ると指摘されたとおり、ほとんどのニコン製ストロボがTTLで使えると書いてあります。どうも話が納得できないので両社に電話して見ました。
 ◎ ニコンは「もしかすると使えるかも知れないが調べてみます。」と回答保留。
 ◎ フジは明快「S1 ProはニコンF60をベースにしていますからすべてOKです。」
でも同じニコン生まれでF 5やF100をベースにした上級機はNO、中級機F60ベースのS1 ProはOKというのはいよいよ分かりません。
もう一度ニコンへ電話「これはどういうこと?」
 1. 銀塩カメラのTTL自働調光ではフィルム面の反射で測ってきましたが、フィルムに代わるデジカメのCCDは反射などが大きくフィルムのような計測は困難です。
 2. このためD1では全く別な計測方法をとらざるをえませんでした。その結果従来のストロボによるTTL自働調光はできなくなりました。
ようやくカラクリが見えてきました。S1 ProはCCDと若干の電子回路を詰め込んだ旧型中級ニコン一眼レフ以外の何者でもないのです。そう思えば使用説明書ストロボ部分の表などが、ニコンのコピー&ペーストであることも納得できます。
やっぱりフジは!!!とすっかり納得。実写テストでも、中距離はともかく接写には全く使えませんでした。デジタル一眼レフの接写は、まだマニュアルです。

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8月8日

ニコンとフジフィル(続き)

 S1 Proのお話の続きです。
8月6日の日曜日、桜の木の下でバーベキュー大会を行いました。そのスナップを撮っていたところ、突如、画像がひどく露出オーバーになり始めました。快晴でしたからコントラストはかなり強い画になるのですが、通常なら黒つぶれしそうな部分以外は真っ白で、形も見えませんから+5EV以上と思われました。プログラムから絞り優先やシャッター優先のモードに切り変えても同じです。最低でもISO320というせいかなとも考えましたがそれにしてもひどいオーバーです。今度は日陰のプールで遊ぶ子供達を撮りました。今度はアンダーに調光されシャッターが遅くなるので、みんな流れてしまいます。気を取り直してファインダー内の表示を見ると、やはり信じがたい数値が表示されています。マニュアルで遠景を撮るとF22、1/2000という限界で1EVはオーバーなってしまいます。ところがプログラムではF5.6、1/125といった数値ですから8EV以上の誤差で、暑さで気がふれてしまったようです。
 帰ってあれこれテストをしても熱射病は治りませんし、サムネールの画像ができないものもあるなど事態は深刻で、渋々ながらフジに電話をかけました。ところがすでに夏休み、どこの部署もNo Answerです。仕方がないのでニコンに電話でこれこれしかじか。「初期ロットの不良でしょうね」でお終い。

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8月11日

臨床ファイル3

 やっと「臨床ファイル3」の製本までが出来上がり届けられてきました。すでに最終印刷の一部抜きで、印刷に入る前の期待感は吹き飛んでいましたので、それほどのショックはありませんでした。やれやれ終わったかというのが実感でした。何年も絶版になって再版はしないといっていた1.と2.もお色直しで再登場です。復刻板でもあるまいし15年も経って外箱だけの手直しは気がひけるのですが、一方通告で進められてしまいました。

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8月15日

 当院インターネット担当の夏休み、ホームページ開設2周年のリニューアル工事などで暫くお休みです。

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8月23日

フジフィルムの夏休み

 待つこと10日間。ようやくフジフィルムの夏休みは終わりましたが、結局は修理にお預かりということになりました。ところが1週間ほど経っても回答は曖昧で、だんだんいらいらが高じてきました。
 分からないなら交換しろ!。9月中旬まで製品がありません。リコールだな?。いいえ受注が多く、生産が・・・。嘘つけ!。明日代替機を送りますから暫くそちらで・・・・。代替機もおかしくなったら返品だぞ!。こちらでデモ機で使ってきたものですからそんなことは・・・。
 でもまずは代替機を取り上げることが先決と追求はこれまでにしてMac Powerを見ていたら、N.Y.で取材中はよかったが帰国後、突然作動しなくなったというS1 Proの記事を発見。やっぱり!と納得して良いような悪いような複雑な心境。雪印、三菱自動車、フジフィルムがこの夏もっともホットな会社です。

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8月28日

シンポジウム1

シンポジウム1

出版記念パーティ

 26日(土)昔のスタッフなど身近な人たちに集まってもらい、「臨床ファイル3」の出版記念シンポジュームを行いました。患者さんも参加してもらって約100名、テーマは「こだわりの原点」です。(25年前にも同じような会をもったことがあります。この時のテーマは「患者と歯科医」でした。)

歯科医療以外に何かにこだわってきた4人の方々に助っ人をお願いしました。

1. 本作りへのこだわり 小長谷一夫
(臨床ファイル3の編集担当です)
2. 臨床ファイル1から3へ 金子 一芳
(思い出話と今回の製作裏話)
3. カジキと私 村居 雅彦
(老人と海ほどではないがカジキ釣りは乞食になる話)
4. 砂漠への想い 寺田 周明
(非日常性を求めてサハラからタクラマカンへ)
5. 緑と風の中で 須佐美康治
(身近な野鳥を追って○十年、本人もカワセミ色に)

いろいろな立場の方に参加していただきましたが、演者それぞれの思いは伝わり、その裏側には歯科医療へのこだわりも見え隠れしたようでした。もちろん筆者が一番楽しんだことはいうまでもありません。
演者だけでなく設営にご協力いただいた方々にも深く感謝しています。

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