モグラのとんねる

 

7月2日

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D1xの写真

 D1xの写真が少なすぎるというリクエストに応え、日常的なものを5枚掲載します。

図1. 図2.は義歯の改造などにみえた患者さんのもので上下は別のケースです。図3.は珍しい形のカリエスでしたが、形成印象を済ませた後パソコンで写 真を見てびっくりしました。ファインダーでは気がつかなかったのですが、矢印のあたりにコンポジットかレジンセメントのようなものが見えるからです。あわてて再来院して頂いてZEISSの拡大鏡で仔細にチェックしました。濡れているときは全く分かりませんが乾燥すると写 真の通りです。患者さんは治療した記憶はないといわれるし、シャープな刃物で引っ掻いても剥離はしてきません。結局エナメル質のクラックと判断しインレー製作を始めました。

 図4. 図5.は89年と92年のスライドからのデュープです。このくらいの期間でもスライドの色調のバラツキは大きなものです。この患者さんは1972年が初診ですが、当時のスライドなどはとても並べる気にはなりません。こうした長期例を一括デジタル化することで悪戦苦闘を重ねてきたのですが、今はトーンカーブを僅かに動かすこと(1目盛りの対角線の半分)色調補正で赤の彩 度を+-10程度調整するだけで終わらせています。
 図1. 図2.のようにD1xで撮影したものは、自働コントラストを初期設定の黒0.5白0.5から、ともに0.2に変更して使っていましたが、補正過度になることが多く最近はトーンカーブをごく僅か(対角線1/4以下)動かすことが多くなりました。色調補正はごく稀にしか使用しません。図3.はJPEG Fineのオリジナルのままです。「大きな調整をすると原点が分からなくなる。」2年有余のばかばかしい努力で得た教訓です。

7月12日

デジタル移行期

 デジカメの売れ行きほどではないにしても、プレゼンテーションのデジタル化も徐々に広まっています。その流れを作っているのはパソコンで合成写 真などを作ることが定着しているからです。過半数のスライドがパソコンで作製されるような場合、発表当日スライド・プロジェクターで映写 するだけのためにフィルムに出力することはあまりにも空しいことです。切羽詰まってきた時に、管面 撮影という最後の行程が省略できる魅力は一度味あうとやみつきになります。

スライドかパソコンか

 強制はしていませんが火曜会の発表もスライドは少数派になりました。独りデジタル行進曲を吹き続けてきたものにとっては嬉しいことなのですが困った問題も発生しています。まず、ミーティングの準備段階で発表者がスライド、デジタルどちらを使うか分からないことです。これまでは開始時間までに担当者がスライド・プロジェクター2台をセットしておけば、発表者がドラムに入れたスライドを持ってきて会は始まりました。ところが今はそうはいきません。万全を期すには3台のプロジェクターを並べておかなければならないのですが、結局、使わなかったプロジェクターをまた片づけるのも情けないものです。事前に打ち合わせをしておけば問題なさそうなものですが、演者、準備側それぞれが思いこんでしまって・・・ということはよくあることです。スライド・プロジェクターが不要になる日まで手違いは続きそうです。
 この週末は年一回の「臨床歯科を語る会」です。始めて代々木「青少年総合センター」での開催ですが、十数年、神宮外苑の日本青年館に住みついてきただけに戸惑いだらけです。開催日も間近になって同様な問題のチェックができていないことに気づきました。昨年「デジタル時代のケースプレ」という20周年記念番組はやりましたが、どちらかといえば白い眼で見られているような感じがしていたので、3つの全体会、3つの分科会にはそれぞれ2台のスライド・プロジェクターがイベント屋によって準備されることになっていました。ところが身近なところに問い合わせてみるとデジタル、デジタルという返事がかえってきます。あわててチェックの範囲を拡げました。主催者からはっきりスライド使用が指示されていた新人発表を除くと、5つのパートでは4つが全員デジタル残る一つも両方併用でした。昨年は火曜会のデータ・プロジェクターを持ち込んだのですが、今回は実行委員会には連絡なく6台のプロジェクターが各演者やグループによって持参されることになっていました。やぐらを組んでセットされるはずだった大型スライド・プロジェクターはほとんどがドタキャンになりました。


プレゼンテーション用ソフト

 問題はこれだけでは終わりません。火曜会でもそれぞれの発表者が自分のノートパソコンを持ち込んでくるために、プロジェクターとの接続で進行がさまたげられるという事態が起こります。防止のためには予め1台のパソコンに各発表者のデータを集めておく必要があるのです。MO持参でも可能なのですが不安は残ります。今回のように全国グループ横断の企画となると、プレゼンテーション用ソフトの不統一も問題です。データを送るから後はよろしくではすまないのです。スライドショー用に作られたデータをパワーポイントに貼り付けても重くて動きません。生まれ育ちが違うのでそれぞれでという以外になく統一は不可能です。パワーポイントが動くようにデータを軽くするなどは言語道断です。

7月16日

海賊版

 先週末は会場などを新たに21回目の新生「臨床歯科を語る会」で、大勢の方々とお会いして楽しい時間を過ごしました。昨年の同じ会に何とか間に合わせたいと「臨床ファイル3」のまとめを急いでいたのですが、早くも1年近い時が過ぎてしまいました。今回この本をめぐって二つの製作物が現れました。一つはブックカバーで、こちらは数ヶ月前から昔の写 真集めが進んでいることで察知していたのですが、ようやく姿を現しました。本人としてはあまり公開されたくない写 真も多く穴に潜り込みたい気分ですが、狙われたら最後の製作者なので白旗無抵抗以外の手は打てませんでした。
 もう一つも、何かやっているらしいとは感づいていたのですが、詳細が分からなかっただけに開けてびっくりの作品でした。中身は「ぼうふらの会」の集会記録で、一昨年はケースプレを展望に掲載してもらったのですが、今度はメンバーの一人が全くの手作りで、書籍風の厚さ1センチという印刷物に仕上げてしまったのです。たしかに現在のパソコンやプリンターを使いこなせば、そんなことができるはずだということは分かっていても、それを実際にまとめあげることは容易ではありません。手渡しするときの相手の反応だけを支えに頑張ったのだと思いますが、その忍耐力には本当にびっくりしました。さらにたった8部の製作に「臨床ファイル3」に照準を合わせ、装丁から中のレイアウトまでドキ!とするほど瓜二つの仕上がりには脱帽最敬礼でした。製作者の熊谷氏はメンバー全員Macに囲まれたひとりぼっちのWindowsで、転向も真剣に悩んでいただけにその成果 は素晴らしいものでした。「臨床歯科を語る会」この一年の急速なIT化と合わせて、大きな流れの変化を痛感しました。

7月27日

電話線

 漏水事件も一段落。「臨床歯科を語る会」の間に張り替えが終わって、表面 的には事件の痕跡は消えました。一件落着と思う暇もなく今度は電話線です。
 数年前、局番、電話番号まで変わるという不都合にもめげず、世に先駆けてISDNに変更しました。旧番号はいずれ廃止と思っていたのですが、昔からの人たちは頑として新代表番号にはかけてくれません。そろそろ廃止するとか脅かしても駄目です。自分でも昔の仲間の番号はすらすら出てくるのに、短縮ダイアルなどが出てきてからはさっぱりですからあまり強くはいえません。そうこうしているうちに、ISDNなどのろまで使い物にならないということになりました。あんな思いをして、ご案内や印刷物の変更にかなりの費用を投入したのにです。
 さらにブロードバンドだ、光ケーブルだと騒いでいる中に、なんと昔のアナログ回線がISDNの20倍も早いADSLに変更できるというではないですか。相手が個人商店だったらどなりこんで何かを取り上げてくるでしょうが、相手がNTTでは如何ともできません。残っていたアナログ回線をADSLに変更する申し込みをしました。すでにビルには光ケーブルが入っているのですが、サービスがはっきりしないためです。散々待たされてようやくNTTが工事に来ました。10人近い大部隊で午後から仕事を始めたのですが、夜9時近くなって配線が通らないからダメだというのです。おまけに今の電話線もかなりネズミに囓られているから、何時不通になってもおかしくないという憎まれ口つきです。もう少し若ければとっくにキレているところですが、配電盤から院内までこちらが配管を通したら再工事というご宣託になりました。  部屋までの工事はビル側の負担かと思いきやしっかり見積書がまわってきました。破れかぶれで光ケーブルを含む二本の配管を敷設し、NTT様のおいでをお待ちしているところです。

 

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