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9月10日

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悲喜こもごも
歯科界だけでなく、このところの日本全体を覆う閉塞感には息が詰まる思いです。少々のことなら空元気ででも乗り切れるですが、どこを探しても明るい話題はなくニュースは不況と犯罪、事故に埋め尽くされていては気分転換もできません。そんな中でせめてかすかな灯にでもなれればとは念じているのですが、なかなか思うには任せません。
ホームページを作るからには多くの方に見てほしいのでアクセス数は最大の関心事です。更新をこまめにすればアクセス数は伸び、さぼれば停滞するのは当然なのですが、その反応はかなり敏感なので、まるで新しい記事をいつのせるかを見通
されているような気がします。誰かウオッチャーがいてメールの連絡網が張りめぐらされているのではないかと思うほどです。
伝いたいと思うメッセージが、伝えたい対象に伝わらずガックリくることもしばしばですが、思いもかけない人や、初対面
の人と話のきっかけができて「やってて良かった!」と思うことも少なくありません。何よりも思いついたことをすぐ発信できるという点では、抜群の身軽さをもっていますからストレス解消には役立っているようです。
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9月18日


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世も末
デジタル・シリーズも一段落!と思った途端のテロ事件で、情報を受け取ることだけで疲れてしまう一週間でした。閉塞感は薄らぎましたが、それよりはるかにやり場のない「人間という存在自体」への絶望感に押しつぶされそうです。ブッシュ氏がわめき散らしているのも分からないではありませんが、捕まえるの裁くのですむような問題ではないはずです。God
Bless Americaという最後の決り文句が今回ほど空しく聞こえることはありません。
せめて身近なことへと目を転ずればニコンは、あの水中カメラの定番Nikonos-・を生産中止して、醜悪極まるCoolpix
5000とやらを新発売するとか。何もかも狂ってしまったようです。何とかもう少し楽しい話に切り替えたいのですが・・・・・・
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9月19日

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ポセルト・フィギュア
16日の日曜日は春から続けてきた「臨床基本ゼミ」最終回でした。最後の咬合についての講義で、和田道明先生が下顎運動を3次元的に理解してもらおうと、ポセルト・フィギュアをチタンで鋳造して持参されました。内部には咀嚼運動路も入っています。さらにもう一つの模型は水平面
で切断されていて、透明なアクリル板上に水平面描記路が見られるようになっているという労作でした。技工所からの請求はまだきていないということですが、金属床を作るだけでなくこんなことにも協力してもらえるパートナーをうらやましく思いました。咬合を身近なものとして理解して欲しいと願って3D
Tracerをまとめましたが、それと関連した教材としてすばらしいもので、普及の方法を考えたいと思っています。湯残りが台座になってトロフィのような姿も抜群です。
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国民性
16日はGC友の会でVoyageという写真集でも有名な、技工士のSieber氏の講演が行われました。われわれのゼミと完全にバッティングしていたのですが、会場も近いので東京フォーラムに出かけました。体育館のように広い会場に天井まで届くような巨大なやぐらを組み、8台のプロジェクターを使うという大掛かりなものでした。紹介のあと会場は漆黒の闇になり、やがて耳を聾する大音響とともに百数十ショットのポートレートが息つく暇なく映し出されました。まさに花火大会です。その後の歯のスライドは単純な3連併写
でゆっくり見られましたが、最後は再び風景写真の連写で終わったようです。私はゼミに戻って全部は見られませんでした。
Sieber氏のセラミックワークもともかく、その感性や写真技術は歯科関係の人としては群を抜いています。一枚一枚のスライドは十分吟味されたものばかりで、とてもわれわれが真似できるようなものではありません。パワーポイントなどのプレゼンテーションとは次元の違うものです。それだけに1/10でも良いからゆっくり見せて欲しいと思いました。しかしそれは日本人だけの考え。ヨーロッパではより華やかに!よりダイナミックに!でなければ注目されないのです。
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9月26日

EOS
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EOS 1D
D30が登場したときから、今年の春といわれていたキャノンのデジタル一眼レフ上級機、EOS
1Dがようやく発表になりました。発売は12月のことですが、75万という価格も、D1Xを上回る1600・という重量
も超弩級です。興味深いのは撮像素子がCMOSではなくCCDで、サイズはニコンより一回り大きいのに有効画素数は415万画素と抑えぎみなことです。最先端をいく高度技術の結晶ですから論評などできるわけもありませんが、われわれの用途に向いた機種でないことははっきりしています。デジタル一眼レフ入門機が20万ぐらいの価格で供給される日は、まだ大分先のことのようです。
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