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カレンダ1月  朝早くウミネコの大合唱で目が覚めました。窓の外では小さな漁船がゆっくり動き始めていました。お祖父さんらしい人が中で舵をとっています。女の子のブロンドの髪に光が当たるのを待っていましたが、キャビンの影になって思うにまかせぬ 中に船は遠ざかっていきました。

1月7日

 

年賀状

 年賀状についてはこの十年来なやみ続けています。できることなら手書きできちっとしたものを出したいと思いつつも、現実はずるずると後退の一途を辿っています。最初に放棄したのは宛名書きでしたが、その代わりせめて片面 だけは手作りでと考え、オリジナルの図柄を描いてもらって白黒で印刷し、マジックや色鉛筆で着色するという手法を通 してきました。しかし昨今のプリンター事情からはそれも次第に空しくなり、ついに今年は印刷屋さんの手を抜いて、十種類ほどの色づけ原案を作って自家印刷に切り替えてしまいました。手数ははぶけ見栄えはするものの手作りからはまた一歩後退です。
 こうなるだろう事態は予想していましたので、7〜8年前、患者さんへの年賀状の大半はバースデイカードに切り替えてしまいました。これによって年賀状の総数は一時激減したのですが、完全に廃止せずその後のフォローを怠っている間に、再び年賀状は400通 余りになってしまいました。
 今度こそは何とかしたいと今年頂いた年賀状のチェックをしてみました。総数は350のうち会社関係のものが60ほどありましたから、個人的なものは約300通 です。宛名書きについては手書きとパソコンは丁度半々でした。私自身は最初に放棄してしまった宛名書きに、こだわっておられる方が多いのにはびっくりしました。この方々からすれば、ラベルを貼った私からの年賀状などとんでもない!ということだったろうと思います。
 私がこだわってきたのは裏面でしたので、こちらを見ていきますと印刷のみで書き込みがないものが120通 でもっとも多く、「昨年中はお世話になりました・・・」といった定型文が書き込まれたものが60通 でした。本来はこちらの方が正統的な年賀状なのでしょうが、私が楽しみにしているのはよりパーソナルな音信のあるもので約90通 でした。
 怖れていたメールの年賀状は3通のみでしたが、通信手段が多様化するなか年賀状も大きく変わっていくのだろうと思います。自分なりのスタンスをはっきりさせいく以外にないというのが今日の結論です。  

1月10日

カレンダー

 マイ・カレンダーは保存用の10部を残して190部がなくなりました。インターネットからダウンロードする試みはお二人を除いて反応なく中断。またしても一方通 行の悲哀を味あうことになりました。しかし、こちらから勝手にお送りした方々からは、お手紙、Fax、メールでたくさんのご連絡を頂きました。押しつけでご迷惑になった方もあるかと思いますが、多くの方から「また続けろ」といって頂いて、お世辞90%としてもほっとしました。具体的にどの写 真が好きだと書いて頂いた方も少なくなかったので、得票数をチェックしてみたところ、1位 12月、2位4月、3位2月、4位5月の順でした。反対に一票も入らなかった月も5ヶ月分あり反省材料となりました。
今年の「もぐらのつぶやき」毎月の冒頭に、撮影時のコメントなど書いていく予定です。  

1月15日

スキーの長さ

 かつては銀杏の葉が色づく11月頃になるとスキー用品店に出かけ、あれこれ物色するのが毎年のことでした。この20年ほどは、馴染みの店がつぶれ量 販店になってしまうこともあって、5年に一度といったペースになっています。前回は7〜8年前でカービングスキーがはしりの頃でした。幅広で短い180センチのスキーを騙されたと思ってで買ってきました。最長は210センチ、その後200から190と徐々に短くなってきましたが、一挙に15センチ短縮などという経験はありませんでしたから、どうなることかと心配でした。はじめはやはり長い方が・・・などとも思っていましたが、いつしかあまり気にならなくなりました。
 昨年末、だんだん出不精になる局面打開のため衝動的に、道具の入れ替えを断行することにしました。店の人の話では長さは160センチだというのです。「身長より短い?」などと言ったところ、思い切り馬鹿にされました。今時は身長を基準にして長さを決めたりしないというのです。深追いをして墓穴をほってもと思い、いわれた通 りのものにしました。ビンディングが重いのは問題ですが、スキーを立てて目の下にくるという長さは新鮮でした。持ち歩くだけでもとり回しは楽ですから、老人向きであることはたしかです。試乗結果 も、一挙に20センチ短くしたような違和感は感じませんでした。
 スキー場の方も暮れのうちから雪はたっぷりコンディション上々でした。おまけに特別 シニア優待制度ができ、免許証を見せれば無料でリフト一日券がもらえるので、大いに気をよくして楽しんできました。ひょっとすると今年はシーズン10日以上なんていうことも夢ではなさそうです。

 

1月18日

 

 

プレゼンテーションズ日本語版

 昨年10月2日にご紹介した雑誌ですが、1年弱で休刊のご案内がきました。新型プロジェクターの紹介だけは充実していましたが「ライバルに差を付けろ!プレゼンスキルアップのための必読誌」といったキャッチに溢れるアメリカ的な内容は、日本の水には合わなかったようです。
 やっぱり!と気をよくしていたら、日経プラス1に山根一真氏の「パワーポイント症候群」の話が掲載されました。今頃!という感じがしないでもないのですが、歯科医のケースプレだけでなく弊害が広がりつつあることには快哉を叫んでしまいます。画像重視の立場からパワーポイントを目に敵にしてきた私の反対論とは少し違いますが、強い味方であることには間違いありません。道具やソフトは使うためのものであって、使われるためのものでないことに気づくには、かなりの曲折が必要なのでしょう。


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1月25日

 

 

 

EOS 1D

 スカイラインGT-R、シルビアの生産が8月で打ち切られるそうです。初代のシルビアが登場したときの強いインパクトは今も忘れられませんし、何時もGT-R同士の争いになったツーリングカー部門のレースも過去のものになってしまいました。(もぐらのつぶやき2000.10.12)
 企業は生き残りを賭けて大型合併を続け、生産拠点は次々に中国に移され、国内の会社で働く人の大半は契約社員という流れの中で「プロジェクトX」などに登場するようなメモリアルな製品が生まれてくるのでしょうか。リサイクルも必要なことは分かりますが、そのせいかちゃちなパーツが増え製品全体を味気ないものにしています。
 そんな最中、昨年発売されたEOS 1Dを手にする機会がありました。打倒D1を目指したであろう気迫こもる仕上がりでした。秒8駒を誇る連写 や、RAWデータとJPEGでの同時記録など機能面の充実はよく話題になりますが、さらに入出力端子のゴムカバー、背面 表示パネルのアルミ板などD1の手抜き部分がきちんと作り込まれていて、敵ながらほれぼれしてしまいます。使わずに毎日なで回していたくなるようなカメラでした。その代償が+300グラムで、さすがにずっしりきますが、グリップ側につけられたストラップがそれをカバーしてくれるようでした。
欲しいけれど買えない!使い切れない!と諦めました。

1月30日

 

フジS2 Pro

 EOS 1Dの興奮もさめやらぬ昨日、フジS1 Proの後継機S2 Proが発表になりました。2001年度もフィルムカメラが13%減だったのに対してデジカメは42%増。しかも上位 はソニーなど家電メーカーに独占されているカメラメーカーとしては、2002年は機種が少なく家電メーカーには作れない一眼レフ普及機にシフトしてくることは間違いないと思っていました。(もぐらのつぶやき11.21)
 しかしその先鞭をきるのがミノルタでもペンタックスでもなく、自力では一眼レフは作っていないフジフィルムになるとは予想しませんでした。さらにベースになっているのがニコンの一眼レフの中でも売れ筋のF80というのも意外でした。ニコン自体がこのクラスのデジタル一眼レフを出すと思っていたからです。ニコンの発表も間近いでしょうし、われわれの分野もいよいよデジタルに塗り替えられそうです。

 

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