海の日にブックセンターをぶらついていたとき一冊の本が目にとまりました。BIG
BLUEというクジラの生態写真集です。水口博也さんの”25年の集大成”とうたわれているだけの、すばらしい写
真がぎっちりつまっています。巻末の解説ページ以外には、説明文はおろかページ番号も入れないという徹底ぶりに、ついあとがきを先に読んでしまいました。「印刷という作業にしても、それぞれの色のインクのわずかな出かたのちがいだけで、まったく趣の異なる写
真に仕上がってしまう。それぞれの作品、それぞれの著作物におけるわたしの意図にふさわしく仕上げられるよう、この25年間の間、いったいどれだけの時間を印刷機の横に立ちつづけてきたのだろう。」
美しいシャチやいるかの曲線美に見とれながら、2年前「臨床ファイル3」が出版されるときの苦闘を思い出してしまいました。分野は違いレベルは異なっても著者のいう「模索と思索の軌跡」には共通
なものを感じました。
2冊目は中村庸夫さんの「海の名前」という小型の写
真集です。
海洋写真家として有名な方です。またあとがきですが「今までさまざまな海で、数え切れないほどの情景に出会ってきた。こんな海の写
真を「名前」で分けながら整理してみたら、今まで発表の機会に恵まれなかった写
真がぐんと輝いてきた。」 水中写真、ヨット、サーフィン、波、それぞれのテーマに入り込めばこうした本はうまれないだろう。しかし海流、潮流、珊瑚礁
の海、流氷の海などを並べて見せられると「水の惑星」といわれる地球の美しさを教えられる。
3冊目は三浦敬三さんの「99歳、モンブラン大滑降に挑む」です。
1960年頃、火曜会の前身であったスキークラブは、八甲田で5月の春スキーを恒例にしていました。著者の三浦敬三さんとは酸ヶ湯温泉で、地元の方と一緒に何度か滑って頂いたことがあります。また雄一郎さんの奥様とは、メンバーの何人かが一緒に準指導員検定を受けたことがあったりして、東京に移られてからもお付き合いがありました。そんなことでこちらからは身近な存在なので懐かしく拝見しました。40年ほど前のことなのですが容貌、スキーのフォームとも、記憶の中にある三浦敬三さんとほとんどお変わりがないように見えました。面
白かったのは朝の運動のトップにある「口あけ舌出し運動」で、どういうことで始められたのかうかがってみたいと思いました。











