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12月3日

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ニコンは何処へ
「仮称DPS」というデジカメ・プリンターの接続統一規格を大手6社が発表しました。参加企業はキャノン、フジフィルム、ヒューレードパッカード、オリンパス、セイコーエプソン、ソニーです。6社の何れもがカメラ、プリンターを作っているわけではありませんがここにニコンの名前はありません。
1992年当時、フィルムスキャナーとともにニコンの昇華型プリンターは写真画質を誇る唯一のプリンターでした。100万をゆうに超える価格も、フィルムレコーダーにも代わりうる画質ではやむを得ないと考えていました。しかし94年フィルムレコーダーの導入ととも出番は減り、出版社への色調伝達などに使われた後、急激に進歩したインクジェットに場を譲ることになりました。この間ニコンの新製品は低価格のはがきサイズのものだけ、それも短期間で姿を消しニコンのプリンターは無くなったのです。
フィルムスキャナーもかってはニコンの牙城でした。フラットベットでスライドをスキャンするなど画質を解さぬ邪道と言われ続けてきました。しかし最高級機を除けばフラットベットも同レベルに到達し、35ミリしか使えない専用フィルムスキャナーの用途は急激に減少しています。ニコンにはこれもありません。もちろんプロジェクターもありませんから、手足の無いだるま同然カメラだけで座り続けるつもりのようです。
アナログの世界ではそれも通用したかもしれません。しかしデジタルはトータルシステムを問われる世界です。復刻版のカメラなどを作っている間にライバルがどんどん遠のいていることが分からないニコンは、いずれセイコーエプソンのカメラ事業部になるでしょう。
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12月8日
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政治家ってどういう人?
このところの高速道民営化委員会をめぐるどたばた劇を見ていると、街のカラスのように利権に群がる政治家の実像が見えてきます。本人たちはこれまで通りなのでしょうが 自分たちがどんなに格好良く映っているのかはまったくご存知ないようです。「素人の集団の意見など!。これから政治家が・・・・。」ですから。
この手口で不要な巨大ブリッジや気の遠くなりそうな借金を積み上げてきたら、普通の人間ならだれでも反省するはずです。彼らとても気づかないわけではないでしょうが、それより自分の実入りが減ることに抵抗しているのでしょう。大きなお金を動かせば、必ずポケット小銭が入ってくるというシステムです。これを止めたら困るのは大きなポケットを着込んだ人たちで、借金の雪だるまがふくれていくのを喜ぶ普通の人たちはいないはずです。
およそ政治家という人たちの個人としてのレベルの低さは目をおおいたくなります。チンピラガキ大将が間違って大統領になり、わめき散らす醜悪ぶりはフセインと同レベルになったようです。ちなみに英語には「反省」に相当する単語はなさそうです。
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12月11日

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アートの日
朝方、かねがね噂にはうかがっていた「聖地カイラス巡礼」掲載紙を、富山の寺田周明先生から届けて頂きました。週1回の連載はすでに10回に及んでいるようですが、10月16日の初回は3面をぶち抜いての大特集ですから新聞社側の力の入れようも大変なものです。すでに寺田先生の写真集「サヘール」世界数カ国に翻訳されています。その後アフリカからシルクロード、インドへの取材を続けられた上での「カイラス」ですから、思い入れも尋常ではないことが伝わってきます。毎回ページの中央を飾る写真はすさまじい迫力です。その上来年末かもう少しの連載とうかがっては気が遠くなりそうです。
年間30数日をチベットで過ごされたそうですが、それもあってか新聞の紹介文も「写真家で歯科医の寺田周明さん」となっていました。これでは教授選やスタディグループより遙かに面白い、いずれ「写真家で元歯科医の・・」になるだろうなと思いました。
夕方になって、先週の日曜美術館でも取り上げられていたアロイス・カリジェ展を見にいきワした。こちらは子供たちを主人公に、スイスの自然との心温まる物語を書き続けた「絵本作家」として知られている人です。活動の場は絵本だけにとどまらず、ホテル、迎賓館の壁画、天井画から故郷Trun の家々の外壁にまで及んでいます。たくさんの絵本の原画が展示されていて、印刷物では再現できない美しさにまず魅了されます。画面のあちこちに見とれていると、いつしか鳥の声や子供たちのざわめきの世界に入り込んだ自分に気づくことがしばしばでした。12月23日までです。
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12月18日

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もう一つのLED
クリスマスデコレーションにLED照明が人気だということで、遅ればせながら渋谷の東急ハンズ、ロフトなどに出かけました。ふだんでも賑やかなこの辺り、クリスマスシーズンとあって築地市場のような人出です。そのうえ大音量の交錯で駅からたどり着くまでにどっと疲れました。
ところがお目当ての売り場にたどりついたところ、通常の製品はあるのですがLEDを使ったものだけはすべて売り切れということです。何で?と聞いてもあまり確かな返事はありません。目新しさ、トラブルフリー、省エネなどが主な理由で売る側のメリットも大きいようでした。コードレスというわけでもなしそれほどの違いはないのですが、この1年LEDとは深くお付き合いしてきた愛着もあります。何といっても無いと言われるとほしくなるのは世の常です。何処へいこうか?電話などをかけまくったすえ、山手線を半周して浅草橋の問屋街に戻りました。ここでも品切れ状態は同じでしたが、ようやく芝生などに立てる形の売れ残り品を見つけました。もう整理段階で半額セールというのにもつられて購入、ご帰還となりました。昼間はたいしたこと無いのですが、周りの照明が落ちると威力を発揮するようです。???
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12月26日

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羊の大群
今年も丸の内で光のアーケードが始まりました。花火大会の事故の教訓か各改札口から観客をきびしくコントロールしています。中央改札口からほとんどストレートで東端に行けるのですが、すべての人を大きく神田方向に迂回させてから会場の通りに誘導するために、フェンスが張り巡らされスピーカー音声が一帯に響きわたっています。改札ではまばらだった観客が次第にベルト状になっていくので、うまくいっているのでしょうが、上空から見たら大謀網に向かう魚群か、牧童と犬に追われる羊の群れのようなのだろうと思いました。会場内では立ち止まることも振り返ることも許されませんから、ベルトの一部になって黙々と歩き、自由と静寂を取り返したときにはアーケードも終わっているでしょう。人通りが1/10ぐらいで、三々五々歩いたりショッピングをしたりというのならどれほどか楽しいでしょうが。
東京タワーもライトアップ、おかげさまでこの時期は大迂回をしても朝の倍近い時間がかかります。
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