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11月6日

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熟成
「半世紀近くも開業医をやっているのだし、もう老後で発展の可能性もないのだから、自分のやってきたことを総括して若手への示唆になるような話しをしろ!」と脅しとも依頼ともつかないような申し出を受け、歯科医師会にいってきました。人生の総括と云うことですからあれこれ考えてみたつもりでしたが、終わってみると歯だけを見ていた駆け出し時代から、ようやく最近になって患者さんという人が見えてきたという話にしかなりませんでした。
1週間後、合宿で若手のケースプレを見ていて、患者さんからも認められ術者にも相手が見えるようになる時期は、個人差はあるものの40才という年齢が無縁ではないように感じられました。卒直後数年の研修を追えて10年、ようやく周りが見え始めるということなのでしょうか。自分でもそんな頃の記憶はあります。そんな思いを口にしたくて作ったスライドも残っています。しかし流石に生臭く封印していました。多くの恩師や諸先輩も亡くなられ、そろそろ良いかな!と機会をうかがっていますが、熟成に30年かかったことになります。 |
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11月19日

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特急つばめ
週末に熊本から鹿児島までを列車で移動しました。短距離の電車をのぞけばJRに乗るのは新幹線ばかりで、在来線に乗る機会はほとんどありません。ちょっとおしゃれな特急「つばめ」での2時間半はなかなか楽しいものでした。何度となく来ていても空港以外から出入りしたことはなかったので、出発点になった熊本駅も魅力的でしたし、ローカル色あふれる乗客にも物語が感じられました。
右手にずっと海を見ながら南下する車窓に見とれていましたが、新幹線が動画とすればこちらはぎりぎり静止画の世界で「景色を見るには在来線だ」などと悦に入っていました。鹿児島が間近くなって、椰子の木が立ち並ぶ川内から串木野辺りの海岸線は一番の眺めでしたが、夕日が西に沈む時間帯ならさらに感動的だったでしょう。来春、新幹線が部分開業すれば見られない景色になってしまうのだろうと、ラストチャンスに恵まれたことに大満足でした。ありふれたことですが便利さのために失われている、旅の大事な部分を再確認したような気分でした。
昨夜はテレビで、トロッコ列車、登山電車、路面電車から新幹線まで世界の鉄道30選とやらを放送していました。それぞれすでに放映済みのものの寄せ集めで、ベストテンを選んでみても仕方ないような話しですが、最新型の新幹線と廃線になった碓井峠(信越線)などが上位に並んでいました。新しさと懐かしさということなのでしょう。
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11月19日

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来訪者50000
思ったより早く来訪者数50000に到達しました。リピーターの皆さんのおかげと思っています。「もぐらのつぶやき」がデジカメ・パソコンの話題ばかりになっていることを反省しこちらはデジタル・スクエアに、もぐらはそれ以外の話題に分けてみましたが二兎を追うのはきびしいものです。少し忙しかったこともあってアップアップの二ヶ月ほどでした。さぼっているとネタが見つからなくなり、書き出しても行き詰まったりしていよいよ落ち込んで行くものです。「特急つばめ」で何とか復帰し今日は力作を一本仕上げたのですが、アップ前に関係者に相談したところ差し止めになってしまいまた赤信号です。
でもせっかくの力作コメントです。メールでご一報頂ければ50000人記念としてお送りします。
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11月25日


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初雪
3連休をもてあまして安曇野へ久々の長距離ドライブに出かけました。主な目的は還暦も過ぎたのに夢はアテネへ!という、スキー仲間の乗馬のトレーニング・ルポだったのですが、こちらはあまりにインパクトが強すぎたのであらためてレポートします。渋滞につかまる可能性も高く日帰りは無理だろうと、あちこち旅館は探しましたがお目当ての所はとても無理で、このところスキーの定宿になっているレイクビュー白馬に泊まりました。ロケーション設備など申し分のない施設なのですが、唯一の難点はフルコースのフランス料理の夕食です。できれば和食、次は中華、アジア料理、イタリアンと間違っても自主選択には出てこない食べ物です。その上メニューは1種類で肉、魚のチョイスもできません。せめて野沢菜の漬け物で生ビールと思っても(お土産としては売店に並んでいるのに)オードブルのフォークを使うのは???という次第です。大学の施設で教育的目的も・・・・という説明もあるのですが、朝食は完全和食だったり、昼には多彩なアラカルトが用意されるなど不思議な構成です。この冬も何度かお世話になるので真剣に対策を練っています。
昨年に較べると1ヶ月遅れと云うことでしたが、夕方から東北北海道のおこぼれの雪が舞ってきて、チェーンも持たずこのまま降られたら帰れない!と気がかりな一夜でした。好天に恵まれての紅葉の中央高速は、バックミラーだけは気がかりな楽しいドライビングでした。
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11月27日

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来訪者
11月19日づけで来訪者数50000のなかに「メールを頂ければ没になったもぐらの最新原稿をお送りします」と書いたところ、思いの外多くの方々からメールを頂きました。こちらとしては普段は見えないサポーターの顔が見えて楽しかったのですが、「私はインターネットのスタートページを「モグラのつぶやき」にしておりカウントには貢献していないのですが、そういう人も多数いると思われ、来訪者はさらに多くいると思われます。」というメールも頂きました。
早速私たちのHP事務局に問い合わせたところ、ご指摘通りカウンターがついている医院側のトップページから入ってくる人だけとのことでした。企業などではページごとにカウンターだそうです。考えてみれば表玄関だけに鍵をかけてこれで安心と思っていたようなもので、サメの顎の裏口にすらネットは張ってないわけですから、「頭隠して尻隠さず」を地でいっているようなものです。目安に過ぎないし水増しはされていないのだから・・・とも諦められますが、これを支えに頑張っているのも事実ですから何とかしたいものです。勝手を知った方ほどいちいち玄関には回らないという当たり前のことを教えていただいたT.I.氏にお礼申し上げます。
PS 早速2ヶ所にかすみ網をはってみたところ、コウモリかカラスかはわかりませんが沢山かかってくるのに驚いています。
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11月28日


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馬のお話(その1)
ことの始まりは11月21日のことです。学生時代から決して几帳面な性格とはいえないけれど、どんなに大酒を飲んだ翌朝でも自分の馬の世話には5時起きで出かけるという仲間が来院しました。東京オリンピックに大障害で出場したことや、歳とともに馬場馬術に転向したことはよく知っていますが、素人にはあまり面白いとは思われないので、競技のことはほとんど何にも分かっていません。ただ60才を境にこれからは馬三昧の生活だといって100人余の会社を手放して、毎日サンデー生活に移行したことは聞いていました。
始めての東京オリンピックが終わったときこそ「これから何をしよう?」などと殊勝なことをいっていましたが、その後の40年はいつも「もう無理!次はない!」という周囲の声をよそに目標はいつも次のオリンピックでした。いくら馬三昧だからといっても毎日サンデーですから、少しはもてあましているかと思いきや、良い馬探しにヨーロッパ通いが忙しいという話に二の句が継げませんでした。話はそこから始まります。
「いま何頭に乗っているの?」「2頭」「どこにいるの」「1頭はドイツ、もう一頭は日本」「仕事がなくなって余裕はたっぷりだな」「とんでもない再来週は全日本だし、それが終わったら12月12日からドイツ、オランダで帰ってくるのは30日」 「なんで!」「大きなレースで数多く入賞しなければ出場権が・・・・」「ポイントカードだな」 「ドイツにいる馬はいまどうしているの?」「トレーナーを兼ねた人に預けて・・・」 「日本の方は?」「豊科に個人で馬場と厩舎を持っている人がいるので。明日からそこで1週間、馬を連れて御殿場に移動、競技が終わったら豊科に戻ってすぐドイツ。」「馬の移動は?」「トラック」「トラックって競走馬とか書いて走っているやつだよね。何頭ぐらい乗れるの?」「6頭から8頭」「それを1頭貸し切りか。自分は?」「後からついていくんだ。」 「もう豊科はそろそろ雪が降るんじゃない」「屋内馬場があるから大丈夫」「それってどのくらいの広さ」「70 ×30 」「半端じゃないね。そのオーナーってどういう人?」「やっぱり馬が好きで週末にはヘリで乗りに来る。」「なに???」 「その人飛行機も大好きでヘリが2機、小型機・・・・・」 「土曜日の朝豊科行く!地図かいといて!」「でも天気が悪いとヘリは飛べないことも」「いい、いい、その時はその時。だいたい休みをもてあましてるんだ」
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