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12月2日


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馬のお話(その2)
金曜日の夜電話が入りました。「明日から冬型の天候になるようだからヘリは来ないかもしれない。」つい気がゆるんでスタートが7時になりました。渋滞につかまったり道に迷ったりして着いてみると、ヘリは芝生の真ん中に鎮座しているではないですか。「惜しかった30分ちがいだった。」「余計な電話よこすからだ!」
最大の楽しみヘリの着陸は見逃してしまいましたが驚天動地は続きます。広大な施設の中で動いているのは馬の面倒をみている人たちを含め8〜9名と馬が7頭ほどです。天候は快晴「いい日旅立ち」が聞こえてきそうなのどかな冬日よりです。
案内係をつけて頂いて場内見学です。測量をしたわけではありませんが、敷地の約半分に屋内馬場と練習用の馬場と競技用の馬場がならび、残りの2/3が数寄屋造りのオーナー邸と芝生、池などで、残りが駐車場や資材置き場などになっています。湧き水を水源にした小川が周りに流れていて、その外側はわさび畑、養魚場、釣り堀が取り囲んでいます。小川の水は清澄そのもので藻草が盛り上がるように生い茂っています。遠景は安曇野を囲む穂高連峰等々ですからすべてが取りそろっています。
京都の職人さんの手になるという数寄屋造りのオーナー邸ですが、山、馬場、ヘリ、池などに圧倒されて陰が薄い感じでした。池の魚どももきれいな水ですこぶる健康そう。ついあらいにして・・・。
それにしてもこのとんでもない施設を完全に個人利用するオーナーのことがいよいよ気になります。案内をしてもらっていた女性もオーナーのお誘いでご自分の馬を連れて長期逗留されているのですが、質問を連発しなが散歩を続けました。
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12月5日


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馬のお話(その3)
オーナーはコンピュータ・ソフト会社の現役ばりばりの社長さんです。しかし馬と飛行機のことになると少年のように目が輝き話もとまらなくなるそうです。ある時お昼に「ソバでも食べようか」といわれて「はい」と返事したところ、1時間後には豊科でざるソバを食べ、文字通りトンボ帰りで東京へということもあったそうです。ごちそうになった当人が「そんな特別のそば屋ではなかった!」と平然と言い切るあたりがどちらも普通ではありません。
以下図説風にまとめました。画像はクリックしていただけば拡大します。
- 何といっても圧巻は格納庫を流用したといわれる屋内馬場の偉容です。手前側1階は屋外テラス付きの厩舎、2階はスタッフや来客用の宿泊施設です。
- 前座の山並みの向こうに見えるのは新雪の穂高連峰です。
- 自然光を取り入れられた屋内馬場は人も馬も落ち着け練習効果が上がるそうです。
- きれいに整備された競技用の馬場、奥にある3つの箱のようなものは審判用の小屋ですが畳2枚ぐらいはあります。
- 厩舎の向かいにある遠赤外線の馬用こたつ?。用途はよく分かりませんが馬は快適そうでした。
- 乗馬姿はズボンと長靴がぴったりしていて独特のシルエットです。
- 問題の世界最速ヘリ。時速350キロは米軍のアパッチ以上だそうです。イタリア製。
- この施設を個人利用し、何種ものヘリや飛行機を操る人とはとても思えないオーナー。芝生の手入れをしている現地の人たちと話をしているときは、姿形も話し方もまるでその1員のようにです。「気さくな」という形容詞はこの人のためにあるかのようで、いつもの仲間とまったく同じレベルで初対面の私とも話される人柄には、惹きつけられると同時に不思議な気持ちにさえなりました。
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12月16日


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患者学のすすめ
先日G社のKさんから一冊の本を手渡されました。この人、いつものことですが仕事の打ち合わせが終わって帰り際が怖いのです。
電話やメールなどで話題になったことについて、広範な文献展望の上この一冊!という書籍を届け頂けるのですから、怖いとか危険だとか本当はとんでもないことなのですが、老眼鏡以来じっくり読書などとは無縁になっている者にとっては、おもむろに鞄の底から取り出される仕草は恐怖の一瞬なのです。
今回は「最近、よく口にする個別対応はこういうことなのでしょう」と「患者学のすすめ」という本をちらり。対談ということで一瞬ほっとしましたが「文中に出てくる引用はこちら」と袋入りの二冊も同時に添付されてさあ大変です。
帯に書いてある「患者が主体、医療者は支援者」これは大丈夫。しかし表紙に書かれている「内発的リハビリテーション」となるともうダメです。何とかおおよその意味でもと、ページを繰ってもなかなか見つかりません。半ばを過ぎたところで内発的発展論の手本ということで、1911年夏目漱石の和歌山講演の話が出てきます。これだけではよく分からなかったのですが、袋入りの1冊「科学としてのリハビリテーション医学」の冒頭に出てくるのです。ガイドブック通りに歩かねばならないようにちゃんと仕組まれているのです。しぶしぶ難解な部分は飛ばしながらパラパラ読みをしていると、どうやらケースプレなどで言いたかったことが、きちんと浮き彫りになってくるではないですか。本人はほとんど孫悟空そのままの状態です。
ちゃんと読んだかどうかチェックされるようなことは決してないのですが、医療関係だけでなく9.11関連などこっそり本棚にしまい込んだ後ろめたさもあるので、鞄の底への恐怖はぬぐえませんが、今回のプレゼントには感謝しています。「内発的発展論』「基底還元論」など取りつきにくいハードルはありましたが、それを超えてみると「一人ずつ目標が異なる」「歩くために歩くのではない」「普遍性を高めるための個別性、多様性」などやっぱり!と思う言葉の数々にも出会えました。臨床の目標に悩む若手の臨床家におすすめの3冊です。 |
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12月24日

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マイカレンダー
カレンダー作りも今年で3年目になりました。でき上がりはいつもぎりぎりになってしまうので、来年こそは余裕を持って!と写真選びは始めるのですが、結局最後はかけこみになってしまいます。写真の枚数の方もかなり余裕を見てスタートするのですが、最後にはもう1枚あると良いのだが!と最後の椅子をかけての争いになってしまいます。
今年は山の写真を集めました。といっても滑り降りるだけ山登りはしないので、スキーに絡んだものです。昔は1シーズン40日などといって遊んでいたのが夢のようです。さすがに最近は10日が精一杯になりましたが、1年平均20日としても50年ともなれば1000日は超えることになります。ところがカレンダーに使えそうな写真ということで探しても国内物ではほとんど見つかりません。カメラは持っていても滑る方に忙しくて、ゆっくり写真など撮っていないからです。昔はスキーツアーなどといって多少の山歩きもしていましたが、リフトの1日券を買って滑るのがスキーになってしまってからは、カメラはいよいよ無縁になりつつあります。
3年間、同じB5変形サイズの中で、写真の大きさを横14.5センチから17.5センチ、23センチと上げた結果、一見派手にはなりましたが写真自体の力不足とデジタル化の無理から、今年は反省の残る仕上がりになってしまいました。来年こそは・・・・
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12月26日

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築地市場 外国人の観光スポットの一つにもなっている東京築地市場ですが、手狭なため10年後に豊洲地区への移転が決まっているようです。それと関連があるのかどうかは分かりませんが、晴海通りの拡幅にともなう交差点付近の工事が進んでいます。小さな魚や、八百屋などが軒を並べていた場外市場のホットコーナーは、LAWSON、Jonathanという看板に変わって市場の雰囲気は薄れてきました。中に入っていっても空き家になった店舗が目につき、反対は根強いものの移転はじわじわと進んでいるようです。
出勤途中に一回りして食料品を仕入れて出勤という楽しみは、一人か二人で店舗をかまえている人と出会う楽しみでもあったのですが、ブルーと赤白の看板にはかなり出足をくじかれています。
写真の左側の2階建ての建物がなくなると、道は広がって整然とはするでしょうが、下駄履きのホテルやマンションの下に押し込まれた乾物屋、生麩の老舗、瀬戸物屋などの息づかいが聞こえてくるようです。
2004年へ
たぶん今年最後のもぐらのつぶやきとなるでしょう。新設したかすみ網のおかげでこのところはコンスタントに100名/日を続けています。どうやらこれが親愛なるわがリピーターの数なのでしょう。デジカメ・パソコンもややネタ切れ気味で、話題発掘には苦しんでいますが、2004年も週1回のペースは崩さず続けていきたいと思っています。
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