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1月4日


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2004年新春
何といっても暖かいお正月でした。暮れに新潟までは行ったもののスキーという気分にもなれず、軽トラ温泉三昧の日々を過ごしていました。ストーブを焚きたいような気温にならないだけあって、水温もあまり下がらないので朝夕2時間もヒーターを入れるだけでほとんど終日入浴可能でした。1月から2月にかけて咲きそろう水仙もすでに満開で、陽光のもと海水浴場を散歩する人もたくさん見られました。
パソコンも持ってはいたのですが、最終日のびのびになっていた日歯フィルムライブラリーの撮影に追い回されていた後遺症で、まとまったことを始める気分にはなれませんでしたが、テレビのデジタル放送などを眺めながら、テーマでだった臨床での画像情報のことデジタル画像のことなどをぼんやり考えていました。アサヒカメラ1月号の「総力特集デジタル革命」の中にキャノンの社長御手洗富士夫さんと写真家の立木義浩さんの対談があります。冒頭で御手洗さんが「写真はなくならないがカメラの発展は行きつくところまできたと思っていた。ところがデジタルカメラになって急にカメラの未来が開けた。」といっておられます。脱カメラを目指しコピー機など事務機器全体に対象を広げたことが、その後のキャノン躍進につながったことは皆が認めるところです。「90年代半ばに8%まで落ちこんだカメラの比率が、現在は20%まで復活し存在感が大きくなった。」とも話されていますが、時代を先取りする先見性は見事としかいいようがありません。
対局にあるのがこのカメラ雑誌です。歴史が長いだけに重い鎖を引きずっているのはやむを得ないのでしょうが、この特集にしてもつっこみ方は大甘で、守旧派と目されるプロ作家のアンケートなど自分のためにまとめている感じです。往生際悪く、すぐその次には、われ金属カメラを偏愛す、だとかライカM型デジタル遂に登場などという記事が並んでいます。1〜2年前はニコンF3とかライカ、ツァイス特集などばかりやっていましたし、スキーかスノボかといった対立でいえば、絶対スキー!!の固まりのような編集部でしたが、スキー客の落ち込みと同様フィルムカメラの凋落にようやく重い腰を上げ始めたようです。
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1月7日

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馬のお話(その4)
スキーの仲間から東京新聞に「馬のお話」の続きが出ているとメールがきました。買ってきてみると東京五輪以来の故事来歴とともに、還暦を過ぎてアテネ五輪だという悪あがきぶりが全て書かれています。こちらはせっかく実名を伏せて書いていたのに、新聞のほうは豊科で案内して頂いた永楽さんを含めすべてオープンです。これではもう一歩踏み込んだ記事にしなければこちらの読者に申しわけありません。
前回の取材直後、御殿場での全日本ではポイントはゲットできませんでした。オリンピックまで日本でポイントになるレースはもうないので、非情にもこれで長年連れ添った豊科在住の愛馬は人手に・・・。ただちに転戦する予定だったドイツではあちらの馬が寝違えてしまったため大事をとってキャンセル。1月中旬から4月までのヨーロッパのレースにかけているようです。この世界、馬も乗り手も大切なのでしょうが、どうも勝ったときは乗り手のせい、負けたときは馬のせいと役割が決まっているような気がします。やっかみついでにもうひとつ「馬場競技は長く続けられる競技」だそうですが、こつこつやれる競技というのは何かが違っているような気がします。
お話を聞いていると、生きていくのが本当に辛くなるのですけれど・・・・。
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1月13日

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初滑り
例年なら遅くとも正月休みの初滑りが、今年は大幅に遅れてしまいました。行く先は昨年来入り浸っている白馬さのさかスキー場ですが、雪不足の影響でアイスバーンや、予報で吹雪かれそうな天候などを覚悟していました。ところが何と初日に数十センチの積雪の後二日連続の快晴、気温は低くこの上ないコンディションでした。
残念ながら夏場になんの運動もしていない上に加齢が進み、短いリフト30本ほどでふくらはぎが悲鳴を上げ始めました。しかし「いつも初滑りはこたえるものだ!」と気にしないようにして、温泉巡りの方に気合いを入れました。大町温泉郷までは15分ほどですが、少し足を伸ばせば秘湯の名にはじない葛温泉などもあり、もてあますことはありません。
今回のスキーは忘年会や新年会をとりやめて、医院行事としてのイベントでしたが、好天に恵まれてスタッフ側の反応も上々でした。
今シーズンはあと3回、2ヶ月間にこのスキー場と志賀高原を転戦します。今回同様好天に恵まれると良いのですが。 |
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1月16日


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デジタルX線写真
最近の新規開業では他の予算を削っても、デジタルX線を導入されるケースが多いという話をよく聞きます。デンタルショーでもデジタルX線は花形商品のようです。現像処理がないことや即時性が人気のもとでしょうが、被曝線量が少ないことが患者さんへのアピールにもなっているのかもしれません。フィルムに代わって画像を作るのはCCDかイメージングプレートですが、デンタルの場合はこれまでのX線装置でどちらも使えます。パノラマの場合イメージングプレートはこれまでの装置にも使えますが、CCDは後から取り付けることはできません。イメージングプレートはCCDより安価なのですが、スキャナーが必要なので価格的には横一線です。
先日、最近のイメージングプレート(IP)、スキャナーのテストをする機会がありました。数年前に比べるとスキャナーの性能はかなり向上したようです。しかしCCDの方も進化しその差はかえって広がったように感じました。100点満点で画質を評価したらフィルムが90として、CCD 85、IP 65という感じでしょうか。口腔内の保持がむずかしいデンタル撮影はCCDの泣き所ですが、パノラマではIPに出番はないという印象を強く持ちました。
われわれが使用中のパノラマX線装置は、CCDにも変更可能なタイプです。たしかにフィルム現像がなくなってくれれば助かることは事実です。デンタルをデジタル化するつもりは全くないので、X線デジタル化の最優先項目であることはまちがいありません。しかし日に2〜3回の省力化のために、同じX線装置が2倍の価格になるのはちょっと困ります。いずれにしてもデジタルX線の画像は、正しく処理したフィルムにはまだ敵わないが、現像処理をなくすには大金がかかることがよく分かりました。他にも情報はいろいろ入手しました。ご質問がありましたらどうぞ。
図1. 大勢の人たちと馴染みのないウィンドウズが持ち込まれました。
1は旧タイプのスキャナー
図2. 2は新タイプのスキャナーは丁度バーカウンターの丸椅子ぐらいの大きさ。
3はデーター消去用の装置で、IPのフォーマットに毎回必要です。
図3. 図2のシステムの画像
図4. 同一被検者のフィルム画像
図5. フィルム画像からエッジ効果を強調した画像
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1月22日


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デジタルX線画像
前回のパノラマX線画像の話で、IPが65点というのは不当な評価だと思われた方も少なくないでしょう。確かにWeb上で圧縮した小さな画像ではエッジの効いたIPの画ははっきり見えます。しかし画像を拡大して頂くと感じは分かりますが、フィルムの画像がつややかなのに対してIPの方は荒れが始まっています。デジタル一眼レフと1/2.7インチCCD小型デジカメの違いのような感じです。(図1.の旧タイプのスキャナーではさらに悲惨なものです。)
コダックのEVLは低コントラストのフィルムで、ぱっと目にはEVGより見栄えがしませんが私は好きなフィルムです。(TMG、TMLに追加された希土類システムのフィルムでエクタビジョンシリーズと呼ばれています。)このように用途と好みで選択できるよう常時2タイプのフィルムが供給されてきたことと較べると、調節性も低いIPはまだまだ発展途上です。今回CCDの実写テストは行いませんでしたが、持参されたパソコンに入っていたサンプル画像から判断すると、パノラマもデンタルもかなりフィルムに近づいていました。画質的には問題ないので予算ができたらパノラマには使いたいと思いました。ただデンタルの方はCCDの大きさ、厚さ、固定法、ケーブルなどに改善の見込みがなく将来とも導入は考えられません。
カタログには現像液の臭いがいやだ!処理が大変だ!現像機のメンテが煩わしい!現像時間がもったいない!フィルムの管理が大変だ!現像の不具合できれいに写らない!などの×が並んでいます。でも本当にそうでしょうか?。私たちは畳1枚以下の暗室ですべてをすませています。カルテ袋からどこにでも持ち出せるフィルムの便利さは最高です。フィルムを時間通り現像液、定着液に漬けるだけの仕事がそんなに面倒なら開業医なんかやめたら?といいたくなってしまいます。
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1月26日
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いも焼酎 |
還暦のお祝いに急性膵炎を頂戴してからの約十年間はなかなか辛い時期でした。アルコールはもちろん脂ものも御法度というのに火曜会の二次会は天ぷら屋。ビールで盛り上がるメンバーの片隅でウーロン茶、別メニューというはきびしいものがありました。さらに問題なことはそれなりの節制はしたつもりなのに、オリンピックのサイクルで2回の救急車、入院を繰り返したことです。長野オリンピックを3度目の病室で過ごし「胆嚢をとってみたら」というお誘いに乗りました。
ところがこれがひょうたんから駒、ビール一杯が二杯、二杯が三杯になっても何事も起こりません。これまでならば入院になるはずソルトレークのオリンピックも終わって「さてはあれは誤診だった!」ということになりました。ビールばかりではお腹が張ると飲み始めた焼酎に味を占めた頃、いも焼酎の「魔王」の名声を聞きかじりました。たしかにほんのりした芋の香りを残しながらマイルドな味わいには惹きつけられました。しかし大フィーバーで勿体がつきすぎ、少々足が遠のきました。
それでも会う人ごとにいも、いもと繰り返していたところ、昨年11月熊本でNo1と呼び名も高い森伊蔵のなかでも幻という「極上の一滴」をメニューに見つけました。大喜びで頼んで大満足だったのですが一杯だけで品切れ。その後は幻の話を聞かされるばかりになりました。先日の初滑りの時しまい込んであった村尾を、地元の人たちと一緒に絶賛の中に賞味していたところ、桐箱入りの森伊蔵がやってきました。
万々歳なのですがさてこれからが心配です。かって後生大事にしまっておいた「夏子の酒」を今日こそは開けたところ、中は水だったという面々が技工室で狙っています。しかも今度は無色透明です。欲張ってまた入院も困りますし悩みがふえました。
PS 1月29日スタッフ一同に何人かのお客様を加え、いも焼酎を楽しむ会をひらきました。カリスマが効
いているのかもしれませんが、人気は仕組んだように右から左でした。
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