| 8月2日 | 珍3周年 |
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この夏は旅行に出る予定もないのでブラリと真鶴へでかけました。臨床歯科を語る会が終わってから草刈り、竹藪伐採もすませましたのでのんびりサッカーテレビ観戦でもするつもりでした。家の鍵を開けスイッチを入れても電灯がつかず、いやな予感がしてきました。メインのブレーカーが落ちていました。
ほぼ観念しながらもまず台所へ行きました。果たせるかな冷蔵庫のバターもチーズもアイスクリームもすべて溶けていましたが、前回とは違ってすでにコンプレッサーは快音を上げて回っているので気は楽でした。テキパキと臭いの元を追い出しうちわで庫内に送風してから、ビールと氷を買い出しにコンビニへ一走りするうちにエアコンも効いてきました。ときどきドアを開けて送風するうちに何と、大久保、平山、高松、田中と4点も取ってくれ大満足でした。今日になって前回のトラブル・レポートを探し分かったのですが、何と2001年の8月2日、3年前の今月今夜でした。
トラブルついでにもう一つ。7月第2週の土曜日のこと早朝6.30分にやはり真鶴に向かいました。東名川崎にかかる頃から渋滞が始まり、表示ではそれほどでもなさそうなのですが、なかなか抜けられません。気温はぐんぐん上がってくるのですがエアコンがいまいちです。途中からはあきらめて窓を開け始めましたが完全無風。通常なら8時には着くところ10時半まで灼熱地獄に痛めつけられました。さて今度は帰りです。早めに折り返せば渋滞は大丈夫でしょうが、大分くたばってできれば置いて帰りたいような気分です。小田原あたりでガスチャージも考えましたが意を決して直帰。
それから約2週間、2回、修理完了との連絡で乗って帰ったのですが、ともに不調、いまだ代車インテグラ生活から解放されていません。
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| 8月3日 | 野口春哉語録.2 |
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昨年もご紹介した野口春哉さんですが、月刊全生という機関誌の巻頭に毎回すばらしい文章が載せられています。巻を重ねること486(40年)亡くなられて30年もたつということですが、どなたがまとめられるのか湧き出るように現れる名文には驚きのほかありません。健康や体のしくみ、心の持ち方などのテーマが多いのですが、今月は文明評論。ここでも言葉の選び方、テンポなど躍動する文体はそのままです。
「日本という土地はアイデアの産まれにくい土地らしい。この土地に育った人々は正確を愛し、出鱈目を嫌う。 正確の尺度は過去にあるから、過去にあった何かに忠実であるが、先へは一歩も進まない。出鱈目の尺度は未来にしかない。過去の尺度を用うると新しい一切のことが出鱈目に映る。かくして模倣の民は出来上がる。 この万人の愛する正確が形式を尊び模倣を育て、思いつきを殺し、独創の道を閉じてしまうものであること、静かに考えてみねばなるまい。」
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| 8月11日 | デジカメはきらいだ! |
 D1X→D100→D70という2ランクダウンで、すっかりカメラへの執着をなくしています。画像もまずまずですし、すべての動作はきびきびしているし、電池も忘れるほど持つし、使い勝手に不満はありません。ただ、手にする喜びがまったくないのです。少なくともD1Xまではフィルムカメラ時代の仕上げや感触がきっちり残っていました。キャビネットの上に置かれたカメラに、ふと手を伸ばしたくなる魅力をもっていたのです。それが今はどちらかと言えば目をそらしたい。よくよくのことがなければ取り上げたくない心境です。プラモデルの感触、見にくいファインダー、安っぽいシャッター音などに腹を立てないよう、深呼吸してからでなければ手を出せません。 撮影が終わりメディアを抜き出してしまうとなぜかほっとします。パソコンに読み込んでしまえば、気に入らない奴との付き合いはお終いだからです。 ときどき最後のフィルムカメラになったF100と再会します。同じ10万円台でこんなに美しいカメラを作っていた人たちが、どうして数年もたたずプラモデル屋になってしまったのかと思うとやりきれないのですが、その自分はスライドには戻れないのです。もしかして技術革新が一段落をしたら・・・とも思いますが、数の論理が吹き荒れる経済至上主義の世界を知らない人間のたわごとでしょう。ご愛用の万年筆も、インクを入れ替えるところのネジ山がつぶれてしまいました。黒っぽく変色したシルバーの感触、ペン先のタッチなどどうしても代わりは見つからず、直してもらえるところも見つからず、テフロンテープのご厄介になっています。
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| 8月12日 | かわはぎ物語 |


| 「デジカメはきらいだ!」をアップしてから、D70以前のことを思い出していました。D1の後継が同じボディのままどちらつかずのD1XとD1Hという姉妹機に分かれたことから流れがおかしくなったようです。D1Hは再度ボディ流用のままD2Hに移行しましたが、先行したD1Xはその後音沙汰ありません。ここにどんな製品が当てられるかが最後の望みです。まさかD1流用はないでしょうが、F5も死んだままだからと気合いが入りすぎると、われわれには無縁のものになる危険はありそうです。 1965年以来Pentax党だった人間がNikonに寝返ったのは、1991年のPentax Z1に絶望してからで、ダイヤル操作のF4やコンパクトなF801などを経由してたどり着いたのがF100でした。われわれにとってはF4もF5もオーバースペックで大きすぎました。ところが時代は急速にデジタルに流れF100は不幸な運命に流されます。F100のデジタル版というふれこみのD100は、それなりにバランスはとれていましたが味けのないプラモデルへの第一歩でした。革張りのPentax LXが皮をはがれてZ1になった悲劇が繰り返されました。たしかにカメラボディに張られた皮革は、使用とともによく剥げました。接着剤が進歩してからのD1やD1Xでも同じことでしたから、メーカーとして厄介物だったことは分かりかす。でもそれを纏っていてこそカメラだったのです。D100では申し訳なさそうにグリップ部分などにその痕跡を残しています。D70では一層情けなくはなりますが見た目のお印だけは残っています。 お金のためなら何でもやるさとばかり、すっぱり裸になったのはご存じ○○。あなたのカメラは?と聞かれても私には答えにくいネーミングです。塗装工程のコンベアをすりぬけて箱入りになった姿はこれぞデジカメです。 海の魚も鱗や皮がついている時には美しい姿をしています。かわはぎの皮はカメラに張ってもよさそうな丈夫な物ですが、そのあるなしで大いにイメージは変わります。○○を見るたびに、美味しい肝を食べたくて料理をするときのシーンが浮かんでしまいます。刺身や煮魚になって出てくれば大歓迎ですがこの姿は見たくありません。
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| 8月20日 | 甦るか! |


| 今年のお盆休みは13日の金曜日に始まりました。とれないかと思っていた新幹線の切符も手に入ったので、まだ1ヶ月も経っていないのですが柳の下のどじょうを求めて志摩の海に出かけました。前回は1泊2日でしたが今度は3日間で海上バーベキューやらセーリングやら楽しみ方も多彩でしたが、前回20年ぶりで再会したかっての愛艇「わだつみ」復活もかかっていました。建造から30年。2代目、3代目のオーナーにも恵まれ幸せに暮らしてきたようでしたが、この2〜3年ちょっと淋しい日々だったようです。2代目オーナーだった松崎さんは3代目にタッチされた後、アメリカで次のヨットを入手。5年にわたる世界一周クルージングを満喫され、今は同じ志摩ヨットハーバーで次のチャレンジに備えておられますが、ご自分たちのヨットだけでなく何かと目をかけて頂いてきたようです。 ヨットらしい美しいラインは30年経っても変わることなく、居住性を重視した最近の艇には見られないものです。少し手を入れればかつての輝きをとりもどしてくれることは間違いありません。とはいえいくら物好きでもここまで進出してヨットのメンテナンスはできません。何とかしてこの自然環境に恵まれた志摩の海で、セーリングをしながら余生を送ってほしいという、われわれの思いが叶いそうなグループが現れました。 支援体制は同じ五ヶ所湾内に、海友人クラブのハーバーマスター、甲賀丸のカジキ船長、世界一周の2代目オーナーなど史上最高のメンバーが揃っていますから、ことが順調に進めば実現の可能性はあると楽しみにしています。
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| 8月27日 | 祭りの終わり |
 アテネ・オリンピックは、大国主義があまり前面に出ない独特の味わいで、日本選手団の活躍もあって気持ちのよいスポーツイベントになったようです。アマ・プロ問題などむずかしい問題もあるのでしょうが、個々の選手たちの長い努力と強い意志には敬服する以外にありません。経済、経済で明け暮れしてれていく日々のなか、スポーツの持つ意義の大きさを痛感しています。しかし祭りも終わりに近く、またやりきれない政治献金や犯罪報道が戻ってくるかと思うと怖さがつのってきます。 そんな折り、ちょうどミニリング発売に合わせるように、歯科用デジカメのチラシが舞い込んできました。そのグロテスクな形態からS社の姉妹機かなと思いましたが封筒を見るとG社ではありませんか。すでに合併吸収されたミノルタ製品、しかも新型に置き換えられた生産中止の機種です。不良在庫を「歯科用」と名付けて処分するのはかってはフジフィルムの得意の商法で、その路線はY社に引き継がれています。 今度は歯科業界大手2社の登場です。屍肉に群がるハイエナはキャノンやソニーには相手にされません。弱った動物に狙いをつけます。情けないのは歯科大手の2社がミノルタの同じ旧型カメラを取り合っている光景です。後から横取りを狙って現れたのはGの方です。カタログには8つもの特徴が謳われていますが、NDフィルター、クローズアップレンズが付属していたり、専用モードはF8、F11だったり特徴は欠点という意味のようです。 極めつけは価格です。このカメラ、ネット上では6万位で売られていますが、希望医院価格は24万です。ストロボが18万???。さらに一眼レフを買えばおまけについてくるようなソフトが8万だそうです。このシステム現行製品のA2には使えません。今時、きちんとした一眼レフとマクロレンズでシステムを組んでも15〜20万ですし、将来、一眼レフのボディが進歩してもレンズやストロボはそのまま使えるはずです。 ハイエナは屍肉を手土産に生き血も吸いに来るのです。
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