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12月   バルディゼール
   ティーニュを含む広大なスキーエリアはエスパス・キリーと名付けられています。キッツビエール出身のトニーザイラーに次いで、1968年、グルノーブル冬季オリンピックの三冠王になったキリーがこの町の生まれだからです。写真はその中心、銀座四丁目のようなところで、観光案内所からホテル、レストラン、ショッピングなどすべてがここから放射状に広がっています。右手のバックは滑降コースですが、大晦日の花火に照らされると雰囲気は一段とアップします。

12月3日あるスタディグループの歩み 3 完成
   1980年、1990年に続いて3冊目の「あるスタディグループの歩み」の制作が昨年本決まりになりました。行程表が決められ今年前半は各メンバーの発表原稿の選出とブラッシュアップに明け暮れ、後半は座談会を含む細部の詰めと画像調整の日々となりました。
   というと全会員一丸となって・・・と思われるでしょうが、実際は少々違って、編集長H.T.氏の文字通り鬼気迫る集中力で完成にたどりついたのが実態です。一編一編の原稿に細かいチェックの入った深夜早朝のメールを見ては「大丈夫か?つぶれないか?」とおろおろするものの手出しはできない半年間でした。私自身もすっかり指示待ち人間に成り下がっていましたが、それでも終わってみればほっとしているこの頃です。
   ちょうど年末にかかってしまって、皆さんにお届けできるまで1ヶ月余のブランクが空いてしまいましたが新春までお待ち下さい。

12月7日研修医制度
   「はじめまして、12月1日よりこちらの金子歯科医院で研修を受けさせていただくことになりました広瀬邦子です。4ヶ月間よろしくお願いします。
どこにいっても出勤初日は緊張すると思いますが、金子先生は著名な先生ということで、今朝はとても緊張しました。診療所は、金子先生のほかに西川先生、やさしくて美人の衛生士さんが2人、技工士さんが2人という構成です。皆さんとても私にやさしく、私の緊張はだいぶ解けてきました。
診療所内はでんぐりがえし20回はできると思われる縦長の診療所で(金子先生はこれをどじょうの寝床と表現されています)異国情緒あふれる置物が置いてあります。
私はこちらで一人の方を長く観続けるということや、大学では見ることのできない治療を勉強させていただきたいと思っております。そしてできれば、他の同僚達よりもできると自信をもっていえることをつくってこの研修を終了したいと考えております。」


   ということで4ヶ月間身柄をお預かりすることになりました。昔の仲間の口車にのせられたのが事の始まりですが、後から説明を聞けば聞くほど訳のわからない制度で、この日が来るのを少々恐れていました。しかしできないことはできないこと、これまでやってきた通りオレ流の研修に徹することにしました。 「モグラのつぶやき 04.6.15」

12月8日愛車






   街にクリスマスの飾りが増えてきましたが、この時期は1年おきに回ってくる車検の時期でもあります。1993年12月24日が新車登録日だったからですが、私の名義になったのはその1年後なので今年でちょうど10年目になります。いろいろな車とつきあってきましたが10年という前例はありません。いろいろ事情はありますが何よりも心を揺るがすクルマに出会わないからです。
   そんななか昔のヨット仲間が(年齢は20才以上違いますが)ぶらりと遊びに来ました。前々から話だけは聞いていた94年のマセラティ・スパイダー・ザガートです。白の革張りシートもきれいですし木目の使い方も抜群で何ともいえない雰囲気です。ダッシュボードを被うグレーのバックスキンやステッチなどここまでやるの!!!という仕上がりです。セルシオを筆頭に日本の高級車も申し合わせたように木目を使っていますが、何れもすぐにでもはがしたいようなものばかり。似て非なるものという表現がぴったりです。この室内空間を味わったら、滅多なクルマには乗れなくなるのがいやというほど分かりました。コンパーティブルなので天候を選んでやってきたようですが、私の身近に天候を選ぶクルマがもう一台あります。フェーラーリ328GTSです。素晴らしいサウンドを響かせて走り去っていきますが、雨は得意でないらしくともに多少の雨漏りや電気系統への影響などは楽しみの一部と達観することが必要なようです。
   わがホンダ君はマセラティほどの繊細さもありませんし、エンジン音も今ひとつです。しかし雪道こそ走りませんがそれ以外ならどんなところでもドライバーの未熟さをカバーして気持ちよく走ってくれます。イタリア生まれとは違って跳ね上がって主人を振り落とすようなことはありません。それでいて快適さはセルシオとは違います。80年代末期から90年の始めにはこうしたクルマたちがひしめいていたのです。

12月13日暖冬




   かつては暖冬異変という言葉が使われましたが、このところはすっかり暖冬が基調になって異変ではなくなったようです。特に今年は小春日和が師走を追い越す勢いで、どこのスキー場にも雪はなさそうです。1月2月に咲くはずの水仙がすでに満開で驚いていたら、今度は千葉からタケノコを頂きました。今年の春先にも「モグラのつぶやき」に書いた記憶があったので調べると3月23日のことでしたから、何と3ヶ月以上も早い「タケノコご飯」でした。まったくの天然物ですから今年は冬がないということでしょうか。それともこれはおまけで来年3月にもう一度「タケノコご飯」にありつけるのでしょうか。不思議なような怖いような今日この頃です。

12月28日マイカレンダー
   今年で4冊目のカレンダーになりました。臨床歯科を語る会などの場合も同じですが、修了直後にはいろいろ反省もあり、今度こそはあれも!これも!と思うのですが、その気持ちは長くは続かないものです。そして最後はどたばたと駆け込みになってしまいます。
   カレンダーも1年ごとに少しづつ進歩はしているのですが、書籍などのように集中して仕事をしないのでついついポカが出てしまいます。印刷という仕事は最後はバクチのようなところがあり裏目に出るとこっぴどい目に合います。そんなこと、これまでにどれほど経験したか分からないのにまたやってしまいました。この1~2年、色調などまあいいかですませてきたので不退転の決意をしたまでは良かったのですが、集中力は何時もどおりのためあちこちにご迷惑をかけてしまいました。挙げ句の果て最後の発送は12月28日という始末です。何事ももう少し落ち着いてやればよいのに、それができない性分はもう変わらないでしょう。


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