| 8月2日 | りんご物語 |
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「ただいま電話が大変混み合っております。順番におつなぎしておりますので切らずにそのままお待ち下さい。」 この1ヶ月うんざりするほど聞かされたアナウンスですが、これだけがAppleとの蜘蛛の糸。どんなに腹を立て怒鳴りまくるにしても、まずは忍の一字でこのアナウンスを平均30分、最長2時間待たなければ人間は出てこないのです。初めてでもつながった瞬間には十分不機嫌になっています。
用件を伝えると「少しお待ち下さい!」で平気で5分10分。昔から変わらぬ対応なので決して電話はかけないことにしていたのですが、今度のように新規購入品の不具合となるとやむを得ません。しかしFaxはなく、メールも先方は送りつけてきても送信専用で受信はしません。電話にでた人は記録は残しているらしいのですが、2度と同じ人間は出てきません。
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紆余曲折の末現在使用中のシステムをすべて送ることになり、日程調整に手間取った末7月25日に運送屋が集荷にきました。この時から作業環境はパワーブックと廃棄予定だった15インチ・デイスプレーという情けない状況になりました(写真上)。もともと30インチ・ディスプレーのトラブルなのに、全部調べたいと言い出したのは先方なのですが、3点のうちG5、20インチ・デイスプレーは1日おいて27日に異常なしとのことで帰ってきました。しかし30インチには異常が見つかったというだけで、いつ戻るともレポートはありません。週末になっても音沙汰ないので「順番に!」覚悟でまた電話しましたがさんざん待たされた末「パーツ取り寄せ中!」「そんなことは聞きたくない。いつもどるかだけでいい!」「それはわからない!」ビデオボードの時も全く同じ対応についに爆発「不良品なんだからすぐに交換しろ!」ガチャン!これは向こうにとってはもっけの幸いとは分かっていても・・・・
昼食後、気を落ち着けてもう一度!。またしても「少しお待ち下さい」の連発に「君らの少しは少しではない!。そちらからコールバックしろ!。今日中に!(今までも一度も応じたことがない要求です。)これでハイといわせてもこの人間がもう一度電話にでることはないので、とぼけられればお終いなのですが気合いで承諾させました。夕方電話は来ましたが内容はなく来週に持ち越しになりました。
8月1日(月)朝「アップルから電話です。」どうやら弱みを見せ始めたと知るや俄然高飛車に転換し「ただいま電話が大変混み合っております、と言ってほっといて!」。敵もしたたか、5分と待たずに再度かけ直してきました。「先日の優先修理のことですが・・・」「そんなことは知らないよ。新品交換は頼んだけど!。」
30分ほどすると「福山通運です」と30インチご帰還、何となく予感あり。
その1時間後「アップルから電話です。」「なんていうか聞いといて!」「部品が入りましたので今明日中にお届けするそうです。」もう1台持ってくるのかねー
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| 8月10日 | 「いつも旅のなか」 |

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もともとじっくり落ち着いて読書などできなかったのですが、老眼鏡のご厄介になるようになって、新聞は大きな見出しだけ続きはテレビになりました。本といえば随筆のようなものしか選ばないのですが、それでもなかなか最後までは続きません。そんな中一冊の旅のエッセイを読み始めました。表題とともに目次にもなっている20カ国ほどの行き先が好みだったからで、著者が直木賞受賞作家であることも知りませんでした。
共通体験のあるハワイのヒロ、タイのプーケットなどから拾い読みを始めましたが、さすがプロ、ぐんぐん引き込まれて行きました。時代も、旅行スタイルなども全く異なるのですが、旅にかける思いのようなものには昔の自分と同じものを感じたからでしょう。この人アメリカ本土には行かないだろうなとか、台湾は好きだけど中国は?とか、ロシヤはやっぱり!などと思いながら読み進んでいく中に思いがけず残りはなくなっていました。それぞれのエッセイが面白かったのですが、ラオスで出会ったカップルの旅行者から逃れてつぶやく言葉が印象に残りました。
「そうして私は理解した。以前までの旅の仕方が、私にはもう釣り合わないのだと。」
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