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4月   ボラボラ
   何処に出かけても、子供達のくったくない姿を見るのは楽しいものですが、クルージングをしていると陸にいる時間が少ないので、こういう光景に出会うチャンスは限られてしまいます。この時も食料や飲み物を仕入れに行ったスーパーの前でのことでした。どこかでヨーロッパの血が入っているのか、フィージーやトンガの子供達とは違う顔つきや色彩感覚が目を引きました。


4月1日翻訳ソフト
   ブログをいたずらしていて翻訳ソフトに引っかかりました。ネット時代になる前に試して以来のことですが、かなり進化しているのにまずびっくりしました。日記帳のような「モグラのつぶやき」なども、英文になるとなかなかカッコウが良く格調高く見えるのに驚いています。翻訳の始めこそ数秒待ちますが、その後は読むよりも早くページを繰って進んでいきます。
 昔、雑誌原稿などの翻訳に大枚を払い、修正に手間取っていたことを思い出すと夢のようです。もちろん完璧ではありませんが、こちらの日本語だっていい加減なものですから、それにしてはよく頑張っているというべきです。限られた範囲のチェックですが、Google とExciteの比較ではExcite の圧勝でした。

 「英文にして誰に読んでもらうのだ?」ごもっともな質問です。最近は1日平均420人の方に見て頂いているのですが、海外はごくごく少数ですしそれも日本の方でしょう。だから必要ない!ともいえるし、だから必要だとも言えるのです。
 今月もずいぶん頑張りましたが週2回のアップがやっとでした。リピーターの方には3回に一度の新ネタということですが、書く方はほぼ限界です。いよいよ新年度、粧いではなく内容向上を目指して、明日からも頑張ります。

4月4日土竜のトンネル
   半信半疑で手を出したブログですが、もう少し続ければそれなりの形ができそうな感じがしてきました。全体としてはこれまでのフォーマットは変えずに、アンテナショップのような形をとることにしました。
 となるとその両方のコラムが、同じ名称というわけにはいかないので、ブログには別な名前をつけました。「モグラのトンネル」です。工事中の箇所もあり、開通お披露目にはいたっていませんが、少なめの文章で軽いトピックをご紹介するコーナーにしたいと考えています。地下の隠れ家でブツブツ言っているだけでは気が滅入ってくるので、トンネルを抜けてあちこちに出没してやろうという構想です。
 アイディアはなかなかだと一人悦に入っていますが、ご意見をお寄せ下さい。また面白いネタは大歓迎、写真とともにメールでお願いします。

4月10日風の男
   先週の水曜日NHKの「そのとき歴史が動いた」で白洲次郎さんの戦後物語が放映されました。時間帯も10時に変わり夕食後かぶりつきで見ていました。どちらかといえば白洲正子さんの著作物などに接する機会の方が多く、次郎さんの方については断片的な話で聞くだけで、伝説的なベールに包まれたままでした。
 テレビ番組のこととは思うものの、戦後のこの時期のことは鮮明な記憶として残っているので、戦国時代の物語とは違うリアリティで迫ってくるものがありました。あまりにも美しすぎると思うことの連続なのですが、マッカーサー、吉田茂を筆頭に登場してくる面々にはそれなりの記憶はありますし、敗戦当時の生々しい出来事は世代の片隅で共有してきたので、絵空事とは思えなかったのです。
 翌日、ブックセンターに出かけてみるとおびただしい書籍がありましたが、そのうち3冊を選んで週末はどっぷり「風の男」の世界に浸かっていました。ちょうど私の父親の世代になると思うのですが、私自身は小学校高学年から社会人になる時期のことですから、うらやましさと共感が交錯した久々の読書でした。
 敗戦という未曾有の混乱期ゆえにヒーローやヒロインが活躍できる場があり、そこにピタリとタイミングを合わせて類い希なるスターが登場したということでしょう。正子さんとはまったく異なる分野で大輪の花を咲かせた、それぞれのDNAにはただ驚きのほかありません。

4月26日捨てる神、拾う神
   診療室では出番のなくなったエルモですが、すぐお払い箱は忍びないので小さなモニターとつないで技工室に持ち込みました。私としては始めての試みではなく、実態顕微鏡の代わりとして前にも提案したことがあるのですが、当時のメンバーには見向きもされませんでした。

 ダメモトを覚悟で、10日ほど前から参入した新人(経験は17年)に「ちょっとこれ使ってみて」と技工机において行きました。遠目でちらちら眺めていると放り出してはいないようなので、頃合いを見計らって「どう、使えそう?」
暫く間、ドキドキ。
「作業する手先を見ないでモニターを見るという感覚が・・」
「酔いそうだったらトラベルミンあるよ。」
 また暫くして戻ってくると、手ぶれ防止が効いて先ほどより画面が安定しています。
「大分こなれてきたみたいじゃない。」誘導尋問。
「でも無理だったら顕微鏡でも良いんだよ」逃げ場も用意。
「せっかく用意して頂いたんだしもう少し使ってみます。ただ・・」
「ただどうなの?」しばし間
「適合の悪いところを修正しているときに、そばを通られると見られるんじゃないかと心配で・・・・・」

 むかし位相差顕微鏡で患者さんにプラークを見せようとしていたことなどを思い出しました。今でも顕微鏡で作業中のテクニシャンには声をかけにくいものですが、彼らは不可侵の聖域に立てこもっているのです。両者の心理を表す面白い会話でしたが、マージンのトリミングの相談には顕微鏡とは違う魅力を見つけました。

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