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4月6日

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ミスプリント
新設コラム最初のご案内が、ミスプリントの訂正という情けないことになりました。印刷工程に入る前に編集者の方とそれぞれ個別に何度も読み直しはするのですが、なかなかミスはなくせないものです。今回は図の部分だったので、背景色を変更したときのミスが最終チェックで発見できませんでした。出版してしまうとあまり見直しはしないものなのですが、たまたま同じ原稿を使ってお話をしていて、思わず言葉につまってしまいました。早速できる範囲では手を打ちましたが、早めにお送りした方はお手数ですがご訂正下さい。今後はましな情報提供ができるようにしたいと考えております。 |
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4月16日
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レンズの画角 |
フィルムの一眼レフからデジタル一眼レフに乗り換えると、カメラの形は同じなのに撮影できる画面サイズが違うために画角が狭くなるという問題がおこります。そのために同じメディカルニッコールを使ってもかなり離れて撮らなければならなくなります。120ミリだったレンズが画角から見ると180ミリになるということも、それなりには分かるのですが染み込んだ感覚とのギャップは簡単には埋まりません。マクロレンズに刻まれた撮影倍率もずれてしまいますし、パソコンで見るしかないデジタル画像では、等倍といっても何が何と等倍なのかよく分かりません。
全顎咬合面を撮影しようとして、レンズの距離目盛りをどこに合わせればよいか戸惑わない人はいないでしょう。タムロンの90ミリマクロだから1.5倍で135ミリで・・・などと考えるとますます混乱してきます。何とか落着したとしても次に60ミリだったら?などと考え直すのはいやになります。もとはといえば35ミリフィルム用のレンズをそのまま供給しているメーカーの責任なのですが、文句を言っても始まりません。
まずこれまで撮影倍率と言ってきた数値を撮影範囲の意味だと考えるようにします。マクロレンズの鏡胴にはメートル、フィートと並んで撮影倍率も色違いの文字で刻印されています。全顎の正面観、咬合面観などを撮るためにもっともよく使うのは1/2倍でした。レンズには1:2と刻印されているところですが、デジタルでは1:3のところにしないと同じ範囲は写りません。同様に1:1.5でこれまでの等倍になり、最短の1:1では1.5倍になりますから狭い範囲を大きく撮る方が得意なわけです。
この見方は60ミリ、105ミリなどどのマクロレンズでも共通ですからレンズ交換もくにならなくなるはずです。レンズの距離目盛りと並んで一番前方にある色つきの数字「1:X」の1を1.5に置き換えれば良いのです。 |
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5月14日

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スライド・プロジェクター
いずれは消えていく運命のものを話題にしてもしかたないのですが、ふとしたことから数台のスライド・プロジェクターを比較してみました。一台を除いては2個のハロゲンランプを内蔵したコダック社製のものです。コンポジットレジン用の光重合器でも経験するところですが、ハロゲンランプのバラツキはきわめて大きく、ランプ、レンズなどを入れ替えたりしてみても、明るさや色温度を揃えることは不可能です。さらに長焦点レンズを使用しているのに周辺光量の不足は著しいものがありました。3番のブルーのプロジェクターだけがクセノンランプで、色温度計の測定ではこれだけが合格点でした。図2が併写時のスクリーンをカメラで撮影したものですが、まるで折り紙を貼り付けたような光景でした。
図3は4枚のデンタルのデュープですが、これを1枚づつプロジェクターいれて併写したときの写真が図4です。カラースライドを映してもフィルターをかけたような感じにはなりますが、色でだまされるのでX線ほどシビアには分かりません。とはいってもデジタルの色のバラツキを上回る差であることは間違いありません。あらためて随分ひどい条件下でスライドを見ていたものだと驚きました。
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5月23日 |
データ・プロジェクター |
エプソン8300の訪問デモに来てもらいました。 発表時からユニークな形態、高いコントラスト比などで関心があったのですが、3ヶ月も待たされました。2200ANSIと5200ANSIの明るさの差は、コントラスト比の違いもあってか絶大で、併写は無理です。
明るさだけでなく液晶パネルも進化したのでしょうか、これまでパッとしなかったグレースケールも大幅改善され、X線写真はスッキリした白黒になっていました。先日のスライド・・プロジェクターとは異次元の世界です。これまではノートパソコンの画面はきれいなのに!とぼやいていたのが反対になり、プロジェクターの画面の方が色の厚みが出ていました。
性能的にはすべて良いことずくめなのですが問題は大きさです。ご覧の巨体は現在使用中の7600と比べると重さも大きさもほぼ2倍、車や列車で移動する分には何とかなるでしょうが、飛行機内には絶対に持ち込めません。
それでは次の機種はということになるのですが、明るさの3500ANSIは許せても、液晶パネルのサイズが8300の1.4からわれわれが使用中の1.3を通り越し、1.0になっていまうことはどうしても納得できません。明るく軽くレンズはワイドに走ったこれらの新製品に、乗り換えようという気にはなれません。
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6月20日

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Raw データ
カメラやパソコンの雑誌などを見ていると、デジタル画像にはRaw データを使うべきだという記事がよく見られます。D1時代に一度挑戦したことはあるのですが、その煩雑さ、使い勝手の悪さに辟易して二度と相手にしないことにしていました。ところが最近Raw データを扱えるプラグイン・ソフトがAdobeから発売され、次期バージョンではPhotoshopの本体に組み込まれるということです。
折しも身内のD100ユーザーにRawデータマニアが現れ、Raw讃歌を散々聞かされました。そこで、後ろ向きながらもう一度使ってみることにしました。注文から2週間ほどでソフトが到着、昔のニコン製のソフトとは比較にならないほどスムースですし、そのままPhotoshopに移行できますから第一印象はまずまずです。データ量は大きくなりますから時間はかかりますが、撮影後、色空間やホワイトバランスなどまで変えられるのですから後への備えは万全です。Photoshop形式で別名保存すると実に35MBになってしまいますが、撮影時の容量は9.6MBですから、元データだけを保存することにすればJPEGをPictにして仕舞っているのと大差ないかもしれません。
最大の問題は調整が自在過ぎることです。これまででもどこで終わりにすればよいか決めかねて困り果てていました。今度はカメラで設定していたホワイトバランスなどまで変更できるので、迷いはますます深まってしまいます。一枚の画像をいじくりまわして「これでよし!」と作業を終了し、2〜3日後もう一度やり直してみるとたいていはギョッ!とするほど違った色合いになります。前には歯の色に注目し、今度は歯肉の色にこだわったということなのでしょう。「何とか固定点がほしい!!」ということが日常的な悩みで、少なくともRaw データはそれに応えてはくれないようです。
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6月23日

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AdobeかsRGBか
カメラのソフト、パソコンソフトにはそれぞれカラー設定があり、それぞれの色空間、色域を決めることができます。代表的なのはsRGB、Adobe RGBですが、それ以外にも目的に応じて多様な選択ができます。しかしヒトの可視領域に較べれば何れもその範囲は狭いので、選んだ設定によって同じ画像も色合いは変わってきます。カメラには他にもホワイトバランスなど画像の色調を左右する機能が設けられていますが、カラー設定もかなり重要な要素で、これによってすべての撮影画像の色調は大きく特徴づけられます。
現在、周辺機器の多くがsRGBを採用していること、とくに最終的に画像を投影するプロジェクターがsRGBしかないことを考えると、これで統一していくことが無難であることに異論はありません。しかし長いことAdobe RGBに慣れ親しんできた私にとっては、あの深みのないドハデな色調はどうしても好きになれないのです。
これから始めようとしているスライドレス化、スライドデュープ大作戦も、Raw データを使わない限りどちらで進めていくかを決めなければなりません。あらためて物の本を読み返したり、テスト撮影を繰り返しましたが結論はAdobe RGBでした。とくにスライドのデュープに関しては大差で、カメラのカラー設定をsRGBにする可能性がないことははっきりしました。
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7月3日

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接写で白が出ない
デジタルカメラで色を正しく再現するために、ホワイトバランスの設定はきわめて重要な問題です。使用する光源に合わせてプリセットで決めることが推奨されています。フィルム時代には補綴物をライトボックスの上に白紙を敷いて撮影していました。バックのに使う色の影響を受けず、後から画像を切り抜いたりしても周辺部に色が着いたりしないからです。
デジタルカメラになってからも同じ方法を続けてきましたが、フィルムのようにスカッとした白にならないのです。他にも多くの問題をかかえていましたので、こんなものかと見過ごしていましたが、最近になって気にし始めました。Photoshopで色相彩度をいじってみたり、Rawデータも試してみましたが思うにまかせません。何かの色が残ってしまって完全な白にならないのです。明るさやコントラストで白に近づけることはできても、他の色がなくなるくらいにしなければ結果が出ません。ふとしたことから接写距離を変えると状況が変わることに気がつきました。離れるほど白が白に近づくのです。
原理的なことは何も分かりませんが、ストロボ撮影の調光でも問題になるデジカメの欠点は、撮像素子のCCDによるものと推測されます。等倍近い近接撮影で白が出ないことは他の色にもさまざまな影響を及ぼしているのでしょう。 |
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7月18日

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デジカメ秋の陣
ニコンの新型センサーの発表で秋に、予定されているD1XやD100後継機のアウトラインも想像できるようになってきました。現状でもそれほど不便は感じていませんが、もう一段使いやすくなるでしょう。価格はあまり下がらないかもしれませんが、デジカメ共通の欠点ダイナミックレンジの向上や、バッテリー問題などは改善されるでしょう。
一方ペンタックスも着々進行しているようで、今度は中止や延期はなさそうです。社内での最終チェックも進行しているようですし、もしかしたら待望のオート・リングストロボも期待できるかもしれません。
反対に、オリンパス、コダックの3/4 CCD新システムは、所詮小型デジカメの域を抜け出られずシェアは伸びないでしょう。
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7月29日

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キーノート
キーノートの発表以来プレゼンテーションにPhotoshop LayerやiView Media Proを使うことはなくなりましたが、英語版を買ってしまったことや参考書のたぐいがないことで手探り状態が続いています。もう少し使い込めばいろいろな機能がありそうなのにと思っていたところ、Mac Powerの特別号を見つけました。20ページほどの無料の小冊子ですし、総論的な話しが多く大したことは書かれていませんが、それでも背景色の変更やサムネイルの使い方など、分からずじまいだった点の解明には役立ちました。
われわれのケースプレは、スティーブ・ジョブスのプレゼンに較べれば単純なスライドショーですが、それでも動画やサウンドなどが取り入れられる方向には変わっていくでしょうから上手に使いこなせるようにしておきたいと思っています。
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