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| 2003年その2 |
| 8月6日 | 記憶媒体 |
あまり使いもしないケイタイですが、2年も経つと大分進化しているようで衝動買いをしてしまいました。これまた使いっこないとは思いながら、130万画素とか最大SXGAとかいうカメラに引っかかったというところです。SDカードとやらを読み込まねばならないのでカードリーダーを見に行きました。下のひょうたん型の方がそれで、128MBのフラッシュメモリーの下からSD、MS、MMCなどのカードが読み込めるようですが、本体もあるので実に4種の機能を持っているというマユツバものです。こちらはともかく同時に仕入れてきたライター風の白いスティックは、CF、マイクロドライブなどの読みとり装置です。 これ自体には記憶しませんが入れたものに応じて容量は変わりますし、固定式のカード・リーダーは不要になります。 こうした記憶媒体がいろいろ出てくると、院内のデータのやりとりもネットワークなどあまり要らなくなってきます。同時にオリジナルデータの価値、存在などもどんどん希薄になっていく気がします。 | |
| 弱肉強食 今日はペンタックスのデジタル一眼レフ発表会です。もはや十分水は開いて敵ではないはずですが、それでもキャノンはその前日にとどめを刺すようにEOS Kissデジタルを発表しました。オープン価格ながら本体価格は12万前後ということですから、20万付近を期待しているペンタックスはどうなるのでしょう。よちよち歩きを始めようかという子供に大の大人が足払いを食わせるようなものです。 「企業の論理」ということなどでしょうが、あまりの残酷さに言葉がありません。皮を剥がれたカワハギの干物のような白いボディ。ペンタックスの開発メンバーにはよしきり鮫のように見えることでしょう。 | |
| 8月29日 | ペンタックス *ist Dの衝撃 |
ペンタックス初のデジタル一眼レフを試用することができました。発売前からリングストロボのことは根ほり葉ほり聞いていたのですが、「特別デジタル用の用意はしていないが、従来のリングストロボがフィルムカメラと同様TTLで使える」という返事でした。しかしこの回答は、これまでの先行各メーカーの状況から全く信じていませんでした。そしてEOS Kissの発表もあってペンタックスの発表会はパスしてしまいました。しかし今日「一寸使ってみて下さい」と *ist Dのボディをお持ち頂きました。私はこのところずっとD100+LEDを使っていますが、思い出のペンタックスのマクロレンズやリングストロボは残してありますので、それを引き出してテストを始めました。 ISOは200、WBオート、絞り優先で、中央部重点測光、F22で少し意地悪な撮影もしてみました。ファインダーは見やすいとはいえませんがEOS 10Dよりはずっとましです。露出のバラツキも気になりませんし色調もいやみがありません。技工室でも模型などの撮影をしてみましたが特に気になるところはありません。ペンタックスの人が言うようにフィルムと同様の調光をしています。ISO 100のフィルムを使うとき暗めだからと80にしたり、64に落としたりしていたことを思えば、かえって正確ともいえるかもしれません。さてこうなると今までのD1以来のニコンでの苦労は、何だったのだろうということになってしまいます。当院では4台のニコンが働いていますが、私はLEDですが技工室はペンタックスの旧型リングストロボをマニュアルで使っています。 すべてこれはナンセンス、苦労して開発したK-Macs 2の在庫もただのゴミです。 いったい何を考えているのだ、もう遅すぎる、何となじみにくい名前だと悪態をつきとおしてきたペンタックスですが、かっての名機SPやLXの良心は健在でした。大きさやデザインなどには異論も多いと思いますが、歯科医にとってのメリットは計り知れないものがあります。他にも使いやすさを追求された機構がありますが今日はこれまでです。 すでにいろいろ投資されたかたはお気の毒ですが私以上という方はないはずです。一歩先を歩いた快感の代償と諦めてください。 | |
| ペンタックス*ist D 登場の波紋 8月31日はMy-pixyの5周年ということで準備も進めていたのですが、一夜にしてそれどころではない騒乱状態になりました。早急な対応が必要なこととして
特に生涯研修ライブラリの内容については、キャノンEOS kiss デジタルが中心にならざるをえないと考え、不本意ながらもその予約を入れていました。手にすれば腹立たしさを押さえられないとしても、価格の点で止むなしと判断したからです。マイクロソフトを見習うように独占を強めていくキャノンの片棒など担ぎたくないのですが、能力と愛着はいつも相容れないという悲哀を痛感していました。 一般カメラ業界ではにキャノンとペンタックスはサメと小魚です。しかしわれわれの歯科領域では斜陽のペンタックスといえども巨大メーカーです。おっとりしたジンベーザメがふらりと入り江に入ってきたような大パニックになるはずです。ニコンはメディカルニッコールを生産中止したまま、キャノンも中途半端な14EXでお茶をにごし、他のメーカーも真面目には対応していないという小さな入り江には、それにかこつけた怪しげな用品屋が無責任な出版社などと共生して歯科医を食い物にしています。ジンベーザメ君の噂が広がれば、フィルムでペンタックスを使っていた人は *ist D のボディさえ買えば、スライドとの併用もできることになります。そうでない人もすべて量販店で購入すればよいわけですから、歯科専用品などという怪しげな言葉もなくなるはずです。 ホルダーの画像は左が *ist D 、右がLEDです。LEDに較べると多少のバラツキは見られますが十分実用範囲です。ただsRGBの色調はやはり派手すぎて私の好みには合いません。AdobeRGBを使うことになるでしょう。 | |
| 9月5日 | お節介 |
ようやく待望のデジタル一眼レフができたのに、発売日になっても自社のホームページのどこにのっているかわからない、プロバイダーのせいか展開が遅いので、サンプル画像のダウンロードには気の遠くなるような時間がかかる、新聞の一面広告もまったくピンぼけといった「ジンベーザメ君」の性格に業を煮やして、とうとう他所の広告をアップすることになりました。もちろん先方の許可をもらったわけではありませんが、あまりの歯がゆさと、それにつけこんでくる好ましからざる人たちへのささやかな抵抗です。 云いたいことは「30年前のリングストロボやマクロレンズがそのまま使えるので、ペンタックス党のデジカメ導入にはistDのボディ以外何もいらない!」ということです。 価格.com で一番安いところで購入すればよいのです。 他の党からの乗り換えにはマクロレンズとペンタックスのリングストロボも必要です。しかし大きなリングと墓石のようにそびえ立つC社の14EXに較べると140C は遙かにスマートです。(写真の80C は生産中止になりましたが、140c よりさらにコンパクトです。アンコール運動を始めましょう。) ただ何といってもジンベーザメ君にとっては、始めてのデジタル一眼レフです。細かな問題点はいろいろありますが、デジカメストロボ問題に悩み続けてきた歯科医、技工士にとっては、これほどのプレゼントはありません。 | |
| ファインダー・スクリーン 口腔内撮影時カメラが傾いたりしないように、ファインダーに縦横のラインが入っていると便利です。カメラによっては十字マットなどという名称で、交換パーツとして用意されていますが、新機種の場合は時間がかかることもあります。こんな時は自分で十字を書き込むことができます。 一眼レフのレンズを外すと図1のように上方にスクリーンが見えます。中央部の凹みの部分をピンセットで下げると、奥がヒンジになって下に開きフレームの上にスクリーンが乗っています。(図2) ピンセットでスクリーンを取り出します。上面が粗面になっていますからこの面に鉛筆で十字を書き込みます。フォーカシング・エリアを示すラインがついていますが白バックでは見えません。黒いバックの上で、すかしながら行った方がよいでしょう。失敗しても消しゴムで消せますからそれほど怖い作業ではありません。最悪の場合でもスペアパーツは用意されているので大丈夫です。ほこりが入ったり指紋を付けたりしないようにだけ気をつけトライしてみて下さい。歯科医、技工士の方にはそれほど難しい作業ではなく、費用をかけずカスタマイズができます。 自信のある方は鉛筆の代わりにカッターナイフを使えばよりきれいな線が入れられます。 | |
| Pentaxその後 | |
レポートがパタリと止まってしまったのでご心配の方もあるかもしれませんが、それなりに無難に働いています。ただ何かもう一歩踏み込んで!と思うと例の巨体が邪魔をして私のリズムとは合わなくなります。そんなストレスを背負い込むのはごめんなので、今のままで大きな問題なかろうというのが私なりの結論です。
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| 10月28日 | Bluetooth |
ノートパソコンとプロジェクターの接続にはDVIを使うことは決まりになりましたが、講演会でプロジェクターと演壇が離れてしまうときにはDVIケーブルに長いものがなく困っていました。少人数なら自分も参加者の中に入り込んでもよいのですが、100人を超す場合には通用しません。主催者側の誰かにキー操作を頼めば楽にはなりますが、スライド時代の「ハイ次へ!」は面白くありません。愛知県歯科医師会の講演会も予想が300人と云うことでケーブル問題には悩んでいました。半年ほど前、同じ話しをしていたところ新潟の依田先生がアメリカから10メートルというケーブルを取り寄せて下さいました。これを使えば万全なのですがケーブルの径が太いので1.5kgの重さでもう1台パソコンを持ち運ぶようなことになってしまいます。先方でのケーブル調達もNOとなって「ハイ次へ!」方式かと思った時Bluetoothのマウスが10メートルぐらい届くという話しが出てきました。 パソコンを演壇におかなくてもよければケーブルの長さは問題なくなります。他の用途にアップルのワイヤレスのマウスは使っていましたので早速テストしてみました。多少の障害物があっても10メートルは問題ありません。発表にはPhotoshopでもKeynoteでもなくGraphic Converterのスライドショーを使うことは決めていました。進行はクリックで問題ないのですが後退ができません。もう一つ新バージョンから追加された画像拡大に使うにはオプションキーが必要です。ワイヤレスのキーボードは持っていなかったので、二つの機能だけは「ハイ次へ!」方式にするか画面下にコントローラーを表示しておくかですが、前者の方式で本番を迎えました。結果は大成功で大いに気をよくしていますが、次の機会に約1kgのキーボードを持ち歩くかどうかどうかは思案中です。 ただPhotoshopレーヤーを使って画像を作り、複製保存で各レーヤーに番号をつけてホルダーにならべ、Graphic Converterでスライドショーという手法は定着しそうです。全画像のインデックス製作や発表中の画像拡大などの魅力もあるからです。 | |
| Bluetoothのマウス 10.28の続きですが、2〜3のキーのためにキーボードを持ち歩くのは、どう考えても馬鹿げています。現在愛用しているLogitechのコードレスのマウスには6個のボタンやダイアルなどがついています。自分の好みで種々な機能を割り付けることができるのは分かっていましたが、シングル機能のマウスとしてしか使っていませんでした。早速4つの機能を割り付けてテストをしてみると、距離は2メートルほどしか届きませんが機能はバッチリです。Windowsの人たちからみればこうしたマウスは当たり前のことで、Bluetooth版のマウスやポインターにもいくつか市販されているようです。 しみこんだMacの習慣が邪魔をしていただけのことでした。次は話題のPanther OS Xv10.3でしょうか。 | |
| Panther OS10.2.6を10.2.8にかえた頃からどうも挙動不審で気になっていましたが、少し余裕ができたので院内のパソコンOSを10.3に入れ替えました。まだ使い始めたばかりですが第一印象は悪くありません。不具合だらけだった10.1が10.2になった時もホッととしましたが、今度も完成度は向上し本来指向してきた形に近づいてきたような感じがします。全体的にはネット、メール、モバイルといった関連が多いようですが、中にはわれわれにも嬉しい機能が隠れています。 常用するフォントはヒラギノだけですし買い足したりもしていないのに、100を越えて増え続けるフォントの管理には手を焼いて、先日スーツケースというソフトを導入したのですが少々難解で困っていました。今度はフォントブックという機能で簡単に使用、不使用を仕分けられますから、書体の項目をスクロールして探し回る手間はなくなりました。 さらに派手なデスクトップ上機能はExposeといわれるものです。重なり合って散在しているウインドウをF9、F10、F11のキー一発で重ならないようタイル状に並べ替えたり、不使用部分の透明度を落としたりしてくれます。プレゼン製作の末期にはかなり大きいディスプレーも目一杯で、下に入ってしまったアイコンやツールバーなどを探し回ることはしばしばですから、大いに役立つこと間違いありません。キーの機能は自分流にカスタマイズもできるようですが、まずはこのままで面白がっています。 | |
| 栄枯盛衰 今朝の日経朝刊のトップは、キャノン東芝がSED方式の薄型テレビ生産を始めるというものです。中間の見開きには2ページぶち抜きでIXY、Kiss、ビデオ3兄弟の広告。 (これは再々の掲載です)ページの終わりの方には岩合光昭さんの写真を使ったO社の1面広告が載っています。13面に噂のあったニコンD70の小さな紹介記事がありましたが、しかしその内容の半分は先行したキャノンの華々しい成果です。それもそのはずD100とそっくりなデザインで、来年3月、Kissと同じ価格帯でというだけではニュースにもなりません。D2Hも忘れかけた今頃ようやく発売始めたようですが、もはやごく一部のユーザーしか反応もしないでしょう。99年のD1栄光よいずこ!です。 紙面の片隅にも登場しないP社の方は、カメラ本体や取説などのバグ直しに懸命のようです。われわれの周辺ではフィルム時代のユーザーがかなり戻っているのですが、そうした分析などできるはずもありませんから、スタンスはきわめて消極的です。先日もネット上でリングストロボがないという話が流れていたようですが、大して売れる製品でもないからNo Problemという対応でした。もしかすると在庫限りなどというつもりかもしれません。先日も診療室で愛用しているエルモの資料提示装置DT-70Tが在庫切れのままになったばかりです。古くはメディカル・ニッコールといいわれわれが愛用していたものは、代替品が開発されることもなく次第に消えてゆく運命にあるようです。リングストロボにしても機種は確実に減っています。今に中古品を探し回るなどということにならなければよいのですが、企業はどんどん合併して大きくなる中で「歯科用」はあまりにもマイナーな存在のようです。 | |
| 花の命 Photoshop 7.0が登場したのは2002年の6月のことです。これなしにはOS Xへの移行ができないので待ちかまえていたのを思い出します。2003年の6月にはRaw データのプラグインが発売されましたが、このプラグインは次期バージョンに内蔵されることなどが明記されていました。そして来月にはこれら数々の新機能を盛り込んだPhotoshop CSが登城してきます。Web上の情報だけですから細かなことは分かりませんが、16ビットでの調整や、ブラウズ機能の強化スライドショーなどがうたわれていますから、画像関係はいよいよこれ1本でまかなえるようになりそうです。ソフトが変わると色味が変わるといった悩みからは解放されますが、一極集中はロシヤの政界のような怖さを感じないではありません。何より6.0も7.0も2年と持たず変わってしまったわけで、今度はせめて3年ぐらい静かな日々を過ごしたいと思うのは私だけではないでしょう。 | |
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